人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

新規事業開発

リバイバルは苦し紛れの一手なのか

企業の個別の施策に関して云々するのは趣味ではないのだが、あくまで一例ということで引き合いに出させていただく。 昨日リリースの新商品「アサヒ生ビール」である。 ※参照 https://www.ssnp.co.jp/news/liquor/2021/09/2021-0909-1148-14.html 86年に業務…

キラークエスチョンを考える

住んでいるマンションが大規模修繕でね…。 修繕委員会などにも参加しているわけですが、近々工事業者さんの選定に入るのです。 入札で5社から応札があり、ここから「で?」というところから始まる。 我々素人なので、何人集まっても工事業者さんの見積もりの…

ポケットの中身が減れば

先日も書いた通り、ルーチンを色々見直しているわけだが、そういえばズボンのポケットもまあまあパンパンである。 個人の携帯と会社の携帯をズボンの左右ポケットに入れ、ハンカチとキーケースがあると、なかなかなのだ。 鬱陶しいのだが必要なので、と思っ…

新規事業に取り組む本当の理由

なんかこう、タイトルだけで色々な議論を呼びそうなのだが。 ファーストリテイリングの柳井さんは「一勝九敗」と言ったけれども、新規事業のコンサルティングをやっていても、「一勝四敗五引き分け」くらいに持っていけるか、というところがせいぜい。 大体…

ド定番を超える新商品

ミスタードーナツといえばオールドファッション。 吉野家といえば、もちろん牛丼。 マクドナルドは個人的にはダブチーで、サイゼリヤに行ってミラノ風ドリアを頼まないで店を出ることはない。 ド定番の商品を作ることができれば、それで会社はひと勝負出来る…

本業の再定義

本は読む方なので思わずこんな本を読む。 本の世界をめぐる冒険 NHK出版 学びのきほん 作者:ナカムラ クニオ NHK出版 Amazon NHKのシリーズもののようなのだが、番組テキスト的に非常に短い。 本屋も含めた様々なプロデュースを行なっている著者による、本の…

話せばわかる、と信じる

社内外への調整事をよりよく進められないものか、そんな思いで先日は交渉術を読んだが、その流れで今日はこちら。 他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論 (NewsPicksパブリッシング) 作者:宇田川元一 ニューズピックス Amazon イノベーション系の…

組織における人材の力

今となっては数が減ったけれども、昔はもう少し総合商社というのがあったのである。 かつてお世話になったベンチャー企業の社長がトーメン出身だったのだが、その方からは今も忘れない名言を幾つか頂いている。 一つは、「管理と経営は違うんだ!」というも…

問題解決ではなく問題発見

常日頃、問題解決ではなく問題発見、もしくは問題提起、アジェンダセッティング、「解決しなければならない問題は何か」ということを説いており、勢いセールで発見した本書を読む。 問題発見力を鍛える (講談社現代新書) 作者:細谷功 講談社 Amazon 細谷氏の…

薄くて不味いコーヒーには歴史がある

食品と歴史続きでこんな本を読む。 珈琲の世界史 (講談社現代新書) 作者:旦部幸博 講談社 Amazon コーヒーは好きな方だと思う。 スタバの2号店が御茶ノ水にできた時は三日と開けずに通っていたような気がする。 当時は珍しかったエスプレッソをダブルでグッ…

とにかくインプット

人間の本質を知り思索のきっかけとなる読書、ということでSFの名作にちょっかいを出していたが、そのテーマで読書好きから必ず挙がるのが歴史物である。 ということで積読を引っ張り出す。 新装版 おろしや国酔夢譚 (文春文庫) 作者:井上 靖 発売日: 2014/10…

成功条件・敗北条件

朝ランニングしていてふと思う。 「コロナに負けるな!」という掛け声はその通りだとして、いろいろ我慢して社会や経済がボロボロになったらそれは負けたんじゃないの、と。 ということは、何をもって「負け」あるいは「勝ち」とするのか、曖昧なまま我々は…

変化するのではない、淘汰されるのだ

前から読みたかった本書を手に取る。 ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す 作者:山口 周 発売日: 2020/12/21 メディア: Kindle版 著者の本はたいてい読んでいて、いずれも深い共感を持ってきたけれども、本書はかなりラディカルな主張のよ…

面白くしようとする必要はない

人前で話す機会が多い方だと思うのだが、そういう場面において、この10年くらい意識していることがある。 それは笑いを取りに行くなど、ウケを狙いに走らないことである。 人前で話す、その役割をしっかり考え、職責を果たし切ることに集中し、その役割の流…

アイデアは質より量

新規事業に携わっていると、アイデア発想のテーマはよく登場する。 新たなアイデアを生み出すのは、才能もあるといえばあるのだけれど、殆どが訓練だと思う。 普段からネタを控えておくことと、組み合わせを活用することで掛け算で増やしていくことで、ガン…

問題の見える化

こんな本を読む。 1枚で動け どんなときも結果が出せる人のシンプルな習慣 作者:伊藤 達馬 発売日: 2020/10/24 メディア: Kindle版 Kindle日替りセールで買った本だろうか。 この歳でビジネススキル向上の本はもういい加減食傷気味だし、不要なんじゃないか…

神経衰弱の一枚目と二枚目

仕事や人生には、決断を迫られる時がある。 考えて答えが出るのなら良いが、考えてもわからない場合も多い。 例えばトランプの神経衰弱で、最初の一枚目をめくるときと、二枚目をめくるときのように。 神経衰弱で最初の一枚目をめくるとき、どの一枚目をめく…

新規事業を成功させるポイント

これ、基本的には起案者、新規事業推進を任された担当者目線の話ね。 何千というアイデア、何百という企画書、担当者に伴走してきた経験を踏まえて、新規事業を成功させるポイントを一つ述べる。 それは「仲間を増やす」こと。 優れたアイデアや技術力やマー…

スポーツビジネスへのあこがれ

昔から一度でいいからスポーツビジネスに関わってみたいという気持ちがある。 「マネーボール」を観たからか「ゴールは偶然の産物ではない」を読んだからなのか。 いや、身近に関わったことのある人がいて、その話が面白かったからだったか。 それはともかく…

何を求める?

こんな本を読む。 会社では教えてもらえない 仕事がデキる人の資料作成のキホン 【会社では教えてもらえないシリーズ】 作者:永田 豊志 発売日: 2017/06/02 メディア: Kindle版 著者はお仕事でお世話になった永田さん。 もう何冊も著作は読んでいるけれども…

ヒントはどこにでも

アイデア出しにはコツがある。 仕事柄、人よりこなしてきた方だと思うけど。 大前提として「溢れてくるまでインプットする」というのがある。 日々、より良くあろうと考えながら一生懸命仕事に取り組んでいれば、いくらでもアイデアは出てくるけどね。 それ…

武器は何だ

こんな本を読む。 その仕事、全部やめてみよう――1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」 作者:小野 和俊 発売日: 2020/07/30 メディア: Kindle版 普通に面白いビジネス書だけれども、特別真新しい内容が書いてあるとは思わない。 というより、よく言われて…

勇気を持って短くする

文章をシンプルに解りやすくしていく行為は、非常に高度なことだ。 新規事業のプレゼンはパワーポイントで行われることが多いけれど、スライドのメッセージをどうやって研ぎ澄ませるのか、そこは非常に緻密な思考と厳しい意思決定が必要である。 短く強いメ…

相性の悪いメーカー

先週、先々週にかけて、手持ちのカメラの入れ替え、下取りと購入をやっていた。 コロナの影響で望遠で狙う娘のイベントがなくなってしまい、レンズが持ち腐れていたこともあるのだが、どうにもソニーのミラーレスと相性が悪いらしく、カメラを持ち出す機会が…

厳しい状況を覚悟せよ

たまたまだがこんな本を読む。 自衛隊メンタル教官が教える 折れないリーダーの仕事 作者:下園壮太 発売日: 2017/03/24 メディア: Kindle版 管理職・リーダーとしての役割を考える上で、レビューの高かった本書を参考にしようと思い手に取る。 内容は一気通…

KPIを発見する

こんな本を読む。 最高の結果を出すKPIマネジメント 作者:中尾隆一郎 発売日: 2018/06/22 メディア: Kindle版 はじめに言ってしまうと凄く良い本である。 明快で普遍的、使いやすく読みやすいビジネス書。 流石あのリクルートで多くの人が教えを乞うたと…

行ってみて、やってみて

こんな本を読む。 怪獣記 (講談社文庫) 作者:高野秀行 発売日: 2016/05/13 メディア: Kindle版 ただの個人的趣味の読書なんだが。 トルコの湖で目撃談がある怪獣の捜索に挑んだ(?)ルポルタージュ。 高野氏の珍道中が面白いので選んだだけで、特に狙いはな…

埋もれた名著

こんな本を読む。 ナンバーワン企業の法則―勝者が選んだポジショニング (日経ビジネス人文庫) 作者:M.トレーシー,F.ウィアセーマ メディア: 文庫 ちょいと仕事の関連で古い本を探し求め、やっと辿り着いた一冊。 元は20年ちょい前にアメリカで出版されていて…

金儲けと経営と

こんな本を読む。 中小企業の「ストックビジネス」参入バイブル 作者:小泉 雅史 発売日: 2019/03/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) 新規事業開発に関わる身としては、どんな内容だろうなと思って買っておいた一冊。 ストックビジネスもフロービジネスも…

現象面に振り回されない

こんな本を読む。 なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方 作者:枝廣 淳子,小田 理一郎 発売日: 2013/08/23 メディア: Kindle版 本書はシステム思考といわれる方法論を解説するもので、「そりゃな…