人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

新規事業開発

薄くて不味いコーヒーには歴史がある

食品と歴史続きでこんな本を読む。 珈琲の世界史 (講談社現代新書) 作者:旦部幸博 講談社 Amazon コーヒーは好きな方だと思う。 スタバの2号店が御茶ノ水にできた時は三日と開けずに通っていたような気がする。 当時は珍しかったエスプレッソをダブルでグッ…

とにかくインプット

人間の本質を知り思索のきっかけとなる読書、ということでSFの名作にちょっかいを出していたが、そのテーマで読書好きから必ず挙がるのが歴史物である。 ということで積読を引っ張り出す。 新装版 おろしや国酔夢譚 (文春文庫) 作者:井上 靖 発売日: 2014/10…

成功条件・敗北条件

朝ランニングしていてふと思う。 「コロナに負けるな!」という掛け声はその通りだとして、いろいろ我慢して社会や経済がボロボロになったらそれは負けたんじゃないの、と。 ということは、何をもって「負け」あるいは「勝ち」とするのか、曖昧なまま我々は…

変化するのではない、淘汰されるのだ

前から読みたかった本書を手に取る。 ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す 作者:山口 周 発売日: 2020/12/21 メディア: Kindle版 著者の本はたいてい読んでいて、いずれも深い共感を持ってきたけれども、本書はかなりラディカルな主張のよ…

面白くしようとする必要はない

人前で話す機会が多い方だと思うのだが、そういう場面において、この10年くらい意識していることがある。 それは笑いを取りに行くなど、ウケを狙いに走らないことである。 人前で話す、その役割をしっかり考え、職責を果たし切ることに集中し、その役割の流…

アイデアは質より量

新規事業に携わっていると、アイデア発想のテーマはよく登場する。 新たなアイデアを生み出すのは、才能もあるといえばあるのだけれど、殆どが訓練だと思う。 普段からネタを控えておくことと、組み合わせを活用することで掛け算で増やしていくことで、ガン…

問題の見える化

こんな本を読む。 1枚で動け どんなときも結果が出せる人のシンプルな習慣 作者:伊藤 達馬 発売日: 2020/10/24 メディア: Kindle版 Kindle日替りセールで買った本だろうか。 この歳でビジネススキル向上の本はもういい加減食傷気味だし、不要なんじゃないか…

神経衰弱の一枚目と二枚目

仕事や人生には、決断を迫られる時がある。 考えて答えが出るのなら良いが、考えてもわからない場合も多い。 例えばトランプの神経衰弱で、最初の一枚目をめくるときと、二枚目をめくるときのように。 神経衰弱で最初の一枚目をめくるとき、どの一枚目をめく…

新規事業を成功させるポイント

これ、基本的には起案者、新規事業推進を任された担当者目線の話ね。 何千というアイデア、何百という企画書、担当者に伴走してきた経験を踏まえて、新規事業を成功させるポイントを一つ述べる。 それは「仲間を増やす」こと。 優れたアイデアや技術力やマー…

スポーツビジネスへのあこがれ

昔から一度でいいからスポーツビジネスに関わってみたいという気持ちがある。 「マネーボール」を観たからか「ゴールは偶然の産物ではない」を読んだからなのか。 いや、身近に関わったことのある人がいて、その話が面白かったからだったか。 それはともかく…

何を求める?

こんな本を読む。 会社では教えてもらえない 仕事がデキる人の資料作成のキホン 【会社では教えてもらえないシリーズ】 作者:永田 豊志 発売日: 2017/06/02 メディア: Kindle版 著者はお仕事でお世話になった永田さん。 もう何冊も著作は読んでいるけれども…

ヒントはどこにでも

アイデア出しにはコツがある。 仕事柄、人よりこなしてきた方だと思うけど。 大前提として「溢れてくるまでインプットする」というのがある。 日々、より良くあろうと考えながら一生懸命仕事に取り組んでいれば、いくらでもアイデアは出てくるけどね。 それ…

武器は何だ

こんな本を読む。 その仕事、全部やめてみよう――1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」 作者:小野 和俊 発売日: 2020/07/30 メディア: Kindle版 普通に面白いビジネス書だけれども、特別真新しい内容が書いてあるとは思わない。 というより、よく言われて…

勇気を持って短くする

文章をシンプルに解りやすくしていく行為は、非常に高度なことだ。 新規事業のプレゼンはパワーポイントで行われることが多いけれど、スライドのメッセージをどうやって研ぎ澄ませるのか、そこは非常に緻密な思考と厳しい意思決定が必要である。 短く強いメ…

相性の悪いメーカー

先週、先々週にかけて、手持ちのカメラの入れ替え、下取りと購入をやっていた。 コロナの影響で望遠で狙う娘のイベントがなくなってしまい、レンズが持ち腐れていたこともあるのだが、どうにもソニーのミラーレスと相性が悪いらしく、カメラを持ち出す機会が…

厳しい状況を覚悟せよ

たまたまだがこんな本を読む。 自衛隊メンタル教官が教える 折れないリーダーの仕事 作者:下園壮太 発売日: 2017/03/24 メディア: Kindle版 管理職・リーダーとしての役割を考える上で、レビューの高かった本書を参考にしようと思い手に取る。 内容は一気通…

KPIを発見する

こんな本を読む。 最高の結果を出すKPIマネジメント 作者:中尾隆一郎 発売日: 2018/06/22 メディア: Kindle版 はじめに言ってしまうと凄く良い本である。 明快で普遍的、使いやすく読みやすいビジネス書。 流石あのリクルートで多くの人が教えを乞うたと…

行ってみて、やってみて

こんな本を読む。 怪獣記 (講談社文庫) 作者:高野秀行 発売日: 2016/05/13 メディア: Kindle版 ただの個人的趣味の読書なんだが。 トルコの湖で目撃談がある怪獣の捜索に挑んだ(?)ルポルタージュ。 高野氏の珍道中が面白いので選んだだけで、特に狙いはな…

埋もれた名著

こんな本を読む。 ナンバーワン企業の法則―勝者が選んだポジショニング (日経ビジネス人文庫) 作者:M.トレーシー,F.ウィアセーマ メディア: 文庫 ちょいと仕事の関連で古い本を探し求め、やっと辿り着いた一冊。 元は20年ちょい前にアメリカで出版されていて…

金儲けと経営と

こんな本を読む。 中小企業の「ストックビジネス」参入バイブル 作者:小泉 雅史 発売日: 2019/03/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) 新規事業開発に関わる身としては、どんな内容だろうなと思って買っておいた一冊。 ストックビジネスもフロービジネスも…

現象面に振り回されない

こんな本を読む。 なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方 作者:枝廣 淳子,小田 理一郎 発売日: 2013/08/23 メディア: Kindle版 本書はシステム思考といわれる方法論を解説するもので、「そりゃな…

わかっていたのに避けられない

昨日の「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の続きなんですけど・・・。 読んでいて「おー・・・」と思ったことがもう一つあった。 それは「今後の日本の課題」として、社会の成熟化に伴うニーズの分散、超高齢化、成長率の低下、周辺諸国の追い上げへの対処、…

結局は「やるか、やらないか」

こんな本を読む。 御社の新規事業はなぜ失敗するのか? 企業発イノベーションの科学 (光文社新書) 作者:田所 雅之 発売日: 2020/02/18 メディア: 新書 まぁ、新規事業のお手伝いをそれなりにしてきたので、必然的に読まなきゃいけないジャンルの本ということ…

無駄と思われることをやり続けられるか

「インテルとファナック」を読んで、「これは深化と探索だなぁ」と感じられたので、「深化と探索」を解いているこんな本を読む。 両利きの経営―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く 作者:チャールズ・A・オライリー,マイケル・L・タッシュマン 発売日: 201…

視点を変える

娘を私立の小学校にいれていて、ずっと登校のお供をしてきたのである。 緊急事態宣言を受けて、時差通学のために中途半端な登校時間となり、これまでであれば自転車で駅まで送って帰宅し、そこから出社だったのが、それでは小生の出社時間に間に合わなくなっ…

イノベーションは起こせるか

もういつからそんなことが課題とされるようになったのか、記憶が定かではないが、企業におけるイノベーションが問われている。 新規事業のコンサルティングなんていうのも、そういう流れの中で行ってきているわけで。 たまたまこんな本を読む。 日本のものづ…

アウトレットモールってどうなんでしょうね

気がつけば十数年前から主要都市郊外にアウトレットモールが沢山できて、すっかり定着した感がある。 先日もつい行ってみたりしたのだが、この商売ってどうなんでしょうね、と思う。 あればあったで時々行ってみたり、旅行の途中に寄ったりもするけれど、基…

変わらないビジネスモデル

昨日、故あって日本橋三越本店に行く。 平日の昼に会社を抜け出したのだが、まぁ凄い人である。 コロナ禍の最中なので、往時の混雑ぶりからは落ち着いているが、地下の食品街は、それでも「ついでに家族に土産でも」という思いを断ち切るほどのレジ行列。 主…

感覚の開きがヤバい

コロナを機にリモート化が進んだ会社と、結局元の状態に戻った会社、そもそも何も変えていない会社と、色々あることと思う。 小生は故あって毎日通勤しているのだが、やり取りする外部の方々は基本的にリモートになっているようだ。 先日マンションの理事会…

己を知る

新規事業開発においても、キャリア開発においても、己を知ることはとても大事だと思う。 「自分(ウチの会社)らしいか、らしくないか」「この手の話が好きか、嫌いか」「ワクワクするか、しないか」。 あれこれ事業の検討をしたり、転職活動をしたり、実際に…