まぁ、政治と金の話は人類の歴史とともにあるわけですが。
で、今もやっている。
問題を起こして責任を取る。
有り体に言えば「辞めろ」という話だが、それは特権的な地位にあると思われているから、そんな美味しいポジションから叩き出して惨めな立場に追いやれば良い、という話なんだと思う。
あるいは刑事・民事の訴追を受けてなんらかのペナルティを追うべきである。
まぁそういう責任の取り方はあるだろう。
ところで会社において「責任を取る」というのは、どういう在り方なのか。
そりゃ犯罪行為をやった場合は別として、会社の目標に対して責任のある立場の人が、期待した通りの目標に到達できなかったとする。
有為な人材はうじゃうじゃいるわけじゃない。
大事な目標であればあるほど、彼・彼女が適任、あるいは彼・彼女しかいないと思って任せている。
それだけの人間であれば、普通怠けたりはしない。
それでも目標に到達することができなかった時に、どう責任を取ってもらうのか。
辞められたらみんな困る。
後を務められる人間は居ないか、居たとしても別の仕事で要職にある。
同じことを彼・彼女に引き続き取り組んで貰うのもおかしい。
結局は、彼・彼女で出来なかったのだから、違うやり方を試すしかないと、組織側が任命責任として受け入れるしかないのだと思う。
組織における責任の負い方、負わせ方について、色々考えてしまうのであった。
まぁ、ご参考ということで。