こんな本を読む。
セールで遭遇してレビューが高評価だったし、新規事業開発にも縁があるんでね…。
ストーリー仕立てで起業家の思考と実践を学ぼうという一冊。
ちょっと長い。
そんな社長や重役、今時いるかなぁ、という展開も無きにしも非ず。
とはいえ、まぁまぁ読める筋立て。
とにかくまずは実践、というのがメインの主張になるだろうか。
その実践は間違いなく失敗するけれども、そこから学んでまたチャレンジすればいい、というポジティブなメッセージ。
まぁ、メッセージではあるのだけれど、重要な戦略なんだよね。
年間140試合あったら、負けがゼロなんていうことはなくて、そりゃ負けることも何割という確率であるわけだけども、そこから何を得て、次にどう生かすか。
それを一定のシーズンの中で可能な限りコントロールさせていき、優勝を目指していく、そんな感じ。
仕事してるとなんかどんどんプレッシャーが強まって、「一度でも負けたら終わり」になりそうだけど、決してそんなことはない。
甲子園じゃなくて、ペナントレースなんだぜ、とでも言おうか。
ほれ、ヤクルトだって四割二分も負けてるのに優勝なんだよ。
はい、おめでとうございました。
まぁ、ご参考ということで。