人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アイデアは質より量

新規事業に携わっていると、アイデア発想のテーマはよく登場する。 新たなアイデアを生み出すのは、才能もあるといえばあるのだけれど、殆どが訓練だと思う。 普段からネタを控えておくことと、組み合わせを活用することで掛け算で増やしていくことで、ガン…

問題の見える化

こんな本を読む。 1枚で動け どんなときも結果が出せる人のシンプルな習慣 作者:伊藤 達馬 発売日: 2020/10/24 メディア: Kindle版 Kindle日替りセールで買った本だろうか。 この歳でビジネススキル向上の本はもういい加減食傷気味だし、不要なんじゃないか…

親子の実像

こんな本を読む。 はじめよう! ボクシング 作者:大橋 秀行 発売日: 2015/10/31 メディア: 単行本(ソフトカバー) ボクシングのトレーニングを始めて、色々自分でも調べているのだが、比較的メジャーで日本人世界チャンピオンも何人も輩出しているのに、意外…

物語の価値

ピアノつながりでこんな一冊。 羊と鋼の森 (文春文庫) 作者:宮下 奈都 発売日: 2018/02/09 メディア: Kindle版 ピアノの調律師になった若者の成長物語。 本屋大賞なんかも獲得したらしく、レビューが高かったものを日替りセールで入手して積読していた。 ピ…

これを聞け

昨日に続きピアノ繋がりで積読の一冊を読む。 アルゲリッチとポリーニ~ショパン・コンクールが生んだ2人の「怪物」~ (光文社新書) 作者:本間 ひろむ 発売日: 2020/01/24 メディア: Kindle版 タイトルの通り、著名で対照的な二人のピアニストの評伝、とい…

好きなことと人生を歩む

kindle日替わりセールで高い評価だった本書を買って読む。 ヤクザときどきピアノ 作者:鈴木 智彦 発売日: 2020/03/31 メディア: Kindle版 ヤクザ専門のライターである著者が、50歳にしてピアノを始めるというセルフドキュメント。 著者のライターとしての緻…

そんなに危ういなら、やらないほうが良いのでは

こんな本を読む。 9割の会社が人事評価制度で失敗する理由 作者:森中 謙介 発売日: 2019/08/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) 売り文句だからさ、まぁいいんだけど。 小生が経営者だったら、1割の確率に掛けて、成功すると言われるコンサルタントを雇う…

神経衰弱の一枚目と二枚目

仕事や人生には、決断を迫られる時がある。 考えて答えが出るのなら良いが、考えてもわからない場合も多い。 例えばトランプの神経衰弱で、最初の一枚目をめくるときと、二枚目をめくるときのように。 神経衰弱で最初の一枚目をめくるとき、どの一枚目をめく…

頑張りが道を拓く

こんな本を続けて読む。 世にも奇妙なニッポンのお笑い NHK出版新書 作者:チャド・マレーン 発売日: 2017/12/15 メディア: Kindle版 落語関係が続いたので比較文化論的に、という程度のきっかけ。 タイトルほど批判的なニュアンスはなく、全体に著者のニ…

伝統こそ革新を必然とする

先日に続きこんな本を読む。 21世紀落語史~すべては志ん朝の死から始まった~ (光文社新書) 作者:広瀬 和生 発売日: 2020/01/24 メディア: Kindle版 稀代の名人、志ん朝が若くして亡くなった後の落語界の動きを追った評論である。 表紙のビジュアルが凄い…

新規事業を成功させるポイント

これ、基本的には起案者、新規事業推進を任された担当者目線の話ね。 何千というアイデア、何百という企画書、担当者に伴走してきた経験を踏まえて、新規事業を成功させるポイントを一つ述べる。 それは「仲間を増やす」こと。 優れたアイデアや技術力やマー…

落語が教養ねぇ…

こんな本を読む。 ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語 作者:立川 談慶 発売日: 2020/01/07 メディア: Kindle版 落語は聴いている方だと思う。 子供の頃から演芸番組をやっていればぼちぼち見たし、数年前はAmazonのオーディオブックサ…

遊びにこそ本質がある

こんな本を読む。 高校生のためのゲームで考える人工知能 (ちくまプリマー新書) 作者:三宅陽一郎,山本貴光 発売日: 2018/04/20 メディア: Kindle版 高校生じゃないんだが、以前のKindle日替りセールで高評価だったので買っておいた本。 実は昔、ゲーム制作会…

ちゃんと勉強しておこう

こんな本を読む。 人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~ 作者:海老原 嗣生 発売日: 2021/04/01 メディア: Kindle版 最近だと「ジョブ型」なんだけど、懐かしいところでは能力主義・成果主義とか、人事の世界では流行り廃りが沢山ある。 そしてそれは中…

発言に注意

小学四年生になった娘。 よく喋る。 よく喋るのだが、主語はないわ、オチはないわ、相手の都合は関係ないわ、話がくどいわ、喋っている間はやるべきことが進まないわで、父親は毎日怒るのであった。 この辺が子供の子供たる所以なのではあるので、あんまり怒…

歩く速度はどうやって決まる?

毎日、家と最寄り駅まで片道20分弱の道を歩く。 ジムに寄る日は隣の駅なので25分。 日々の生活に歩行が組み込まれているので、毎日11000歩〜12000歩は普通に歩くし、そこにランニングが重なっていくので、基本的に「健脚」と言われる部類だと思う。 で、朝歩…

自信は人に与えてもらうものではない

最近の若いもんは…。 どんなに良い経験をしていても、それを自分自身で振り返り、評価し、自身の経験として認識し、同じことに取り組めばまた結果は出せる、いやもっと良くできるはずだ、そこまで整理しなければ、自信には繋がらないんだよ。 たとえ失敗だっ…

スポーツビジネスへのあこがれ

昔から一度でいいからスポーツビジネスに関わってみたいという気持ちがある。 「マネーボール」を観たからか「ゴールは偶然の産物ではない」を読んだからなのか。 いや、身近に関わったことのある人がいて、その話が面白かったからだったか。 それはともかく…

よくわからんがとにかくすごい

文章力は仕事の能力に直結すると思っている。 伝わる文章を書けて初めて人に伝えることができるし、そこまでまとめるだけの思考力や、不要な部分を切り捨てる決断力も必要。 さらに、記録として残る文章としての特質を踏まえて、相手にとって快適ではない内…

明らかに違う

生前、師匠に言われたものである。 「時代劇に出てきた『お主、できるな…』というセリフ、昔の武士は見た目で相手の力量がわかる、あの能力がなければ生き残れなかったんだよ」と。 明らかに強そうというマッチョな感じは日本人的な美的感覚からズレるように…

戦略的な失敗

こんな本を読む。 サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質 才能が開花する環境のつくり方 作者:菊原志郎,仲山進也 発売日: 2019/11/30 メディア: Kindle版 子育てに勤しむ一人の父親として、管理職として、ここしばらくは育成に感心があり、特に身近な…