人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

イレギュラーは1つまで

昔話である。 20代の頃、リスク性のあるものも含め、金融商品の販売を仕事にしていた。 会社側の提示してきた指針は、「①商品理解力があり、②リスク許容度があり、③資産背景のある顧客に、きっちり説明して理解をしてもらってから購入いただくように」という…

危機で人は育つ

良い会社というのは、人材を育成するための様々な仕掛けを持つ。 研修然り、配属然り。 採用から伸びしろのある人材を狙って育てるという考え方だってある。 しかし、優秀なリーダーが引っ張る組織というのは、ポテンシャルがある人材が居ても、その能力を発…

キャリアの穴を埋める転職

以前も申し上げたことがある話で恐縮だが。 「〇〇のポジションを得るためには、△△と××の経験・スキルが必要なので、それができる転職をしたい」とおっしゃる方が時々居る。 目指すものがはっきりしているのは素晴らしいことだし、それに向けたプロセスも設…

チャレンジをあきらめない

チャレンジといってもT芝社のことでは勿論ない。 いちいち注釈をつけなければならなくなったという意味では、本当に罪作りな事をしてくれた。 それはともかく、新しい事業へのチャレンジも、今の仕事の中でのチャレンジも、転職も含めたキャリア上のチャレン…

本日の更新はお休みします

記事にする内容を熱く語り切ってしまいました。 申し訳ありません。 また明日、宜しくお願い致します。

人生の厄介な問いから逃れることはできない

殆どの人が、日々の生活を、「夢」とか、「ビジョン」とか、「ミッション」とか、「目標」とか、意識をすることなく送っていく。 それ自体は悪いことではない。 考える必要がないから考えないのである。 しかし、ある日突然、それらの問いに向き合わざるを得…

伝える、伝わる

面接をある意味プレゼンの場だとすれば、新規事業の支援も、転職の支援も、「誰に対してどうプレゼンするか」を一緒に考えるという意味では、同じだと思っている。 そんな中で、一番大事にしているのは、エレベーターピッチでどう伝えるか。 エレベーターピ…

寄り道をしている時間は無い

かつて色々受けた転職相談の中に、自分としては充実したキャリアを歩んでいたのに、突然の人事異動で不本意な役回りにつくことになった、というタイプのものがある。 組織人として、会社の人事に意を唱えるのもはばかられる一方、かつて築いたキャリアは時間…

危機で人は育つ

良い会社というのは、人材を育成するための様々な仕掛けを持つ。 研修然り、配属然り。 採用から伸びしろのある人材を狙って育てるという考え方だってある。 しかし、優秀なリーダーが引っ張る組織というのは、ポテンシャルがある人材が居ても、その能力を発…

サービス品質は簡単には上がらない

今日は朝から大変であった。 用賀のクライアントのところで朝10時からワークショップのファシリテーターを務めることになっていたので、半蔵門線で向かっていたのだが、三軒茶屋で停電があって田園都市線が止まり、乗っていた半蔵門線も永田町で足止めを受け…

公知化戦略

特許、知財の世界は奥が深くて、小生も聞きかじり程度の知識しかない。 新規事業の世界にいると、新しい事業とセットで特許を取りに行くのかと思われがちだが、実際は意外とそうでもない。 特許を取るということは、中身をオープンにするということ。 そうな…

面白いアイデアなんか、いらない

今、新規事業開発で何が求められているのか? 企業によってニーズは色々だろうけど、はっきり言って、「面白くて儲かる事業」なんて、ある訳がない。 いつだって新規事業は荒削りで、不確実で、よくわからないものなのだ。 成功事例の完成形だけ見て、「ウチ…

周りの人はちゃんと見ている

真剣に考え、行動し、努力している人というのは、結果が出ていなくても周りの人はわかるものである。 周りの目を気にして、「こんなことを言ったらバカにされるんじゃないか?」「恥ずかしい」などと考える人は、まだまだ真剣じゃないんだと思っている(仕事…

多様性とビジョンと

今日はこの記事を。 https://www.businessinsider.jp/post-105785 サイボウズ青野社長の、働き方改革を巡るインタビュー。 中の方にお話を聞いたこともあるけれど、やっぱり凄い組織である。 別にぶっ飛んでいるわけではなく、「そりゃそうだよね」という正…

努力なしに目標を達成することは出来ない

何を当たり前のことを、とおっしゃるかもしれない。 子供が生まれて、そこそこ育ち、今現在は勉強を教えるタイミングになって来た。 自分の子供だからもちろん、特別な才能があるわけでもなく、出来たり出来なかったり。 他の子と比べてもドングリの背比べ。…

転職組の時代が来た!

本当に転職組の時代が来たかどうかは、歴史の判断に任せるとして(いきなり逃げを打つ(笑))、最近大手のクライアント群から、「どうも最近活躍している人材を見ていると、中途が多い。うちのプロパーは大丈夫か?」というお話をチラチラ聞くようになった。 今…

人間は果たして何回転職できるのか?

そこそこ転職をしていると、この先何回転職することになるのか、転職できるのか、転職する羽目になるのか、とても気になるものである。 小生もそこそこ転職をしている友人から「あと何回転職されるのか、次は何処へ行くのか楽しみにしています!」という、暖…

運と縁とタイミング

人材紹介のエージェント業を死ぬほどやっていた時期、メンバーに語っていた「運と縁とタイミング」という言葉を、久し振りに思い出した1日であった。 メンバーに語っていたのは、これ以上ありえないという努力を積み上げたその先に、「運と縁とタイミング」…

結局何がしたいのか?

チャットで新規事業の相談を受けながら、今日のブログを書いている。 新規事業の本質的な難しさは、起案者のやりたいことと、世の中が求めていることと、会社が目指す姿とが、合致している必要があることだ。 このテーマの設定については、やりたいことと世…

石の上にも三年

石の上にも三年という諺の解説リンクを一応置いておく。 http://kotowaza-allguide.com/i/ishinouenimosannen.html 何が何でも三年なり一定の期間我慢することが全てではないと思うが、ある分野の仕事に従事しているとして、集中して取り組み続ければ、一定…

社会は複雑化しているのだ

あまりマスコミが謳うような流行りのテーマというものについては、懐疑的な方である。 特にビジネス系で、日経新聞あたりに取り沙汰されている話題は特に。 マスコミは世論を盛り上げるのが仕事だったりするので、往々にして実態を伴わないし、業界のプロか…

たかが考え方、されど考え方

今日は、働き方について先進的な取り組みをされていらっしゃる企業さんへのインタビュー。 大変素晴らしいし、是非働きたいと思ったし、世の中の会社がみんなこんな感じだったら、どれだけ良い世の中だろうと感心した次第。 その先進的な取り組みは、ざっく…