人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

人を動かす

カーネギーじゃないよ。

博報堂だよ。

 

積読在庫消化。

 

ビジネス、特に新規事業開発で考えることは、その新しい事業、サービスで本当に人が動くのか、ということなのだ。

「動く」というのは「買う」でも良いし、「見る」でも「個人情報を提供する」でも良いのだけれど、ビジネスにとって意味のあるアクションをとってもらうところまで持っていくのは、本当に難しい。

 

机上でビジネスモデルを考えたり、収益計算をしたりというのはいくらでもできるのだが、結局の所はターゲットが動いたかどうか。

勝負はそこにあるのだと思う。

 

本書では、そういうビジネスにおける行動を研究してきた博報堂の専門家による解説書。

習慣が始まり、継続して止めるのはなぜか、とか、なかなか興味深い内容も多い。

 

「ビールと一緒にオムツを買う」事例はガセだったんじゃないかと記憶しているが、その話が出てくるあたりはちょっと気になったけれども。

ビジネスに取り組む人、特に新規事業開発に関わる人は、ちょっと読んでみても良いのでは。

まぁ、ご参考ということで。