人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

中途半端な買い物が一番いけない

わたくしごとだが、小生は少しカメラをいじる。 先日、自分にとっては清水の舞台から飛び降りる心持ちで、ハイエンドのレンズを買った。 前々から欲しかったのだが、額も額ではあるものの、経済的損失というより、買っても使わなかったらどうしようという、…

アイデア倒れ

今日は、クライアントのご厚意で、某技術展示会の視察に伺ってきた。 目的の一つである、某社の展示を拝見したのだが、正直腑に落ちない。 その会社は、広い領域で基礎から応用まで研究もしているし、そのアウトプットとしての製品もあって、ある意味さまざ…

自社の強みを見出す

最近クライアントに申し上げていることを幾つか。 企業活動では、何をするにも自社の強みを知っておいて損は無いわけだが、これがなかなか中の人が冷静に理解するのは難しい。 日本人の特性なのかもしれないけれど、大抵自己評価が低いので、自社の人間同士…

わからない事をわからないままに進められるか

今日はこの記事をシェアしておきたい。 http://diamond.jp/articles/-/150300?page=3 企業での新規事業、イノベーション推進にあたり、「賢い人たち」が、わかるように説明を求め、結局それがイノベーションを阻害する、という話である。 新しい取り組みを検…

本日の更新はお休みします。

所用により、また明日から再開致します。

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井戸を掘る人

今日ご一緒した大企業のトップが仰っていたこと。 対立概念は「地図で掘る場所を決める人」だ。 もちろんどちらも大事なのだが、ともすれば組織には「地図で掘る場所を決める人」ばかりになりやすい。 だって、井戸を掘るのは大変だから。 疲れるし、泥だら…

転職で悩んでいる人に伝えたいこと

今は人材紹介の一線から退いているのだけれど、ありがたいことに変わらずご相談を頂いていて。 いつも同じことを申し上げているのだが、一応まとめておく。 ①「次の次」から逆算する 転職で新しい環境に入るということは、当座のミッションが普通は設定され…

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顧客体験が変わると、課金も変わる

今日、Apple Storeで実際にあった、やたら元気な店員のにぃちゃんとの会話。 小生が同社のイヤホンを付けていることを受けての流れである。 「お客様、何か有料音楽配信のサービス、使われてますか?」 「使ってるよ。Spotifyのプレミアム。ごめんね、Apple …

独立できるキャリアを築く為には

みんな大好き(?)池上彰さんのこんな記事があった。 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/book/15/101989/111400033/?rss 人生100年時代に、どう50代を過ごすか、というテーマなのだが、結論的には、「外でも通用するように、ちゃんとやれ」という話。 す…

潰すか、残すか

新規事業、イノベーション、なんてテーマに毎日取り組んでいることもあり、興味があって、富士フイルムとコダックについて調べている。 もちろん論点は、富士フイルムは何故フイルム事業から撤退して生き延び、コダックは撤退出来ずに消滅したのか、というこ…

武道を学ぶものは、まずその心を学べ

そんなお題目は、正直あんまり信じていない。 「心を学びたいと思いまして」なんていう入門希望者がいたら、「嘘つけ!」と言って木刀で殴るシーンを想像してしまう(あくまで想像です)。 弱い自分をなんとかしたいから、誰かを見返したいから、そういう動機…

環境は実力の反映

転職の動機にしても、人間関係の愚痴にしても、自らの周囲の環境に対する不平不満というのは、誰しも感じるところ。 しかし、周囲を変えることは出来ないので、結局は自らが適合できるように変化するか、違う環境に移るかの二択になる。 仮に、今の職場の人…

本日の更新はお休みします

また明日、再開致します。

新規事業アイデアの見切り時

新規事業立ち上げの経験のある方ならお分りいただけると思うのだが、アイデアを検討していく中で、色々難しい局面に遭遇していくことになる。 難しい局面そのものは、粛々と潰していけばいいので、実はそんなに「難しく」は無いと思っている。 寧ろ本当に難…

仲間を作る

どんな仕事でも、一人で完結するということはありえない。 新規事業では特にそうだ。 出発点が自分のやりたいことだったとしても、会社が認めてくれなければ事業としては立ち上がらない。 大義がなければ、協力してくれる人も増えない。 自分のやりたいこと…

良いアイデアを生み出す方法

今日、ちょっとしたインタビューを受けていて、最初に聞かれた質問がタイトル。 「そんなんあるか!」とはもちろん言わない(笑)。 もちろん、安直な方法はないんだけれど。 お答えしたのは二つ。 一つは、余裕を持って日々の仕事なり、生活なりに取り組むこ…

目に見えない成果に対する努力

武術の稽古というのは、最初のうちは目に見えて上達するけれど、それはせいぜい初段まで。 期間にすると2〜3年というところだろうか。 そこから先は、少なくとも素人目には見えない成果を、どう作り上げていくか、という営みになる。 スポーツであれば、タイ…

どんな新規事業がうまくいくのか?

これは、おつきあいが始まったばかりか、始まる前のクライアントからよく聞かれる質問である。 正直にいうと、残念ながらわからない。 もちろん「それっぽい」ことを言って、感心させるくらいのことはできるが、そういうことは不誠実だと思うのでやらないし…

不合理な意思決定

小生と別の分野でコンサルタントとして活躍されている方とディスカッションをしたのだが、新規事業を行うという意思決定は、本来かなり不合理なものなのではないか、という意見が出た。 新規事業というのは、その会社として未知の領域へのチャレンジであり、…

新規事業を成功させるのはどんな人なのか

今日、クライアントのキックオフイベントに参加していて、参加者の方から「新規事業を成功させるのはどんな人なのか?」という質問を受けたのである。 質問を受けて「はて?」と考えてしまった。 年間で何十人も伴走して、成功も失敗も一緒に味わっているの…