人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

熱中症のその前に

いよいよ暑くなってきた。

ニュース等では熱中症への注意喚起が盛んである。

 

しかし、イチ市民ランナーとして思うのだ。

熱中症の予防って、こまめな水分補給もあるけれど、運動の習慣化が先なんじゃないのと。

 

運動習慣がなくなり、汗をかいて体温を下げるという基本的な機能が落ちているのが問題なんじゃないのかなぁと。

実はランナーって、走らない人が思っているより多分、水を飲まないんですよ。

 

小生の場合、毎朝寝起きに一口も水を飲まずに走り出す。

1キロ走る毎に体重は100g落ちる(=汗をかく)ので、土日なんかに10キロ以上走ると1リットル以上の水分が抜ける。

 

寝ている間にも汗はかいているので、走行距離によっては2リットルくらい、体重の3%以上の水分を失うことはあるが、なんともない。

フラフラもしなければ、喉が渇いて仕方がないようなこともない(もちろん走り終えたら水分は取るけど、シャワーの後に落ち着いてからだ)。

 

昔の部活では練習中に水を飲むことは許されなかった、みたいなことを言いたいわけじゃない。

飲みたいときに飲めばいいけど。

 

言いたいのは、運動する習慣があれば、ちゃんと体内の水分を循環させる仕組みが機能していて、炎天下で走り回っても活動が担保されるはずなんじゃないか、ということ。

こまめな水分補給は、確かに有効な対策なのだが、機能が衰えているところに水分だけ飲み込んでも、恒久対策としてはどうなんでしょうね、という気がする。

 

ランニング、いいですよ〜。

まぁ、ご参考ということで。

「俺のイタリアン、俺のフレンチ」 読了 〜仕組みで勝って、人で圧勝する〜

リンクはこちら。

 

俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方

俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方

  • 作者:坂本 孝
  • 発売日: 2013/04/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 
シリコンバレーの新興企業の本が続いたので、目先を変えて日本企業を、ということで手に取る。
こちらもちょいと古い本なのだが、引き続き元気な会社ではある。
 
「俺の」シリーズ、ブックオフ創業者である坂本氏による回顧録的な経営論である。
高級料理に回転数を持ち込んだというのが最大のポイントだが、ブックオフも従来の古書店とは全く違う値決めをして勝ち上がったので、業界の非常識を持ち込むのが坂本氏の勝ちパターンだったのだなと思う。
 
それでいて凄いのは、ビジネスモデル自体は一度種明かしされれば一気に模倣可能になるのに、競合の脅威にさらされなかったこと。
「俺の」の場合は、優秀な料理人をあらかた抑えてしまったことが大きいだろう。
 
ブックオフについては、フランチャイジーをあらかた抑えたことが勝因かもしれない。
関係者の物心両面の充実を図るという「稲盛イズム」が、戦略的に有効だったのかもしれないなと感じる。
 
「仕組みで勝って、人で圧勝する」というのは坂本氏のポリシーなのだが、「人で圧勝する」というところの理解度が、読む人によって違うような気がする。
やはりそこは優秀な人間をちゃんと採用し、モチベーション高く仕事をしてもらい、ちゃんと報いる、ということに対して、どこまで真剣に取り組むかどうかが鍵で、これを本気でやり切る気概があるかが、人によって違うんじゃないかなぁ。
 
戦略としてはサイゼリヤの本は面白かったけれど、「俺の」の浪花節も共感するところがあり、またお店に伺いたくなった次第。
まぁ、ご参考ということで。

「フェイスブック 若き天才の野望」 読了 ~予想はあたった。今後どうなっていくのか~

リンクはこちら。

 

Googleの次はFacebookということで手に取る。

こちらも9年前の本なので、今読んで意味があるのか、という気がしなくもないが。

 

こちらもベテラン記者による公認伝記といった一冊。

ザッカーバーグ氏本人や関係者の取材を通して、Facebookの成り立ち、思想、課題や試行錯誤といった内容を、丹念な取材に基づいて紐解いていく。

 

なので、まあまあ長い本。

先日のGoogleと良い勝負。

 

映画「ソーシャルネットワーク」は、主人公の行き過ぎた増長振りが下品に感じられてしまい、途中で観るのをやめてしまったのだが、本書を読む限りは、もう少し良い印象をザッカーバーグ氏に持った。

最初から高尚ではなかったのだろうが、様々な壁にぶつかりながら真剣に悩み、オンラインで世界中の人間をつなぐことで、社会変革を目指そうとする方向へ変わっていったように見受けられる。

 

巨大なコミュニティを志向するが故に、些細な変更にもユーザーから猛反発を受け、それに真摯に向き合い続ける。

本書終盤あたりは、なかなか辛そうな感じであるが、それでも前に進む。

 

本書に記された「今後はこうなる」というビジョン・機能も確実に形になっており、その先見性というべきなのか実行力というべきか、いずれにしても流石と唸らされた。

タイトルは「若き天才の野望」となっているが、非凡ではあるものの、等身大の1人の若者が真剣に悩み、大きなビジョンに向き合い続けたプロセスのように感じた。

 

蛇足だが、GoogleFacebookも、プライバシーに関する問題は相当揉めたようである。

なんとなく、ヨーロッパ→日本→アメリカの順でガバガバなイメージがあったが、ちょっと見方が変わった。

 

まぁ、ご参考ということで。

 

人材は30年の計

今日たまたま読んだ記事。

https://wirelesswire.jp/2020/06/76072/

 

トランプ大統領がビザの発行を厳しくした件についての解説。

高度外国人材というのは、しっかり環境を整えてあげれば、国力増強に大いに貢献してくれるのは歴史が証明する通りなのだが、非常にデリケートでもある。

 

外国人雇用ビジネスに取り組んでいる友人によると、外国人雇用というのは「右」からも「左」からも当たりが強いのだそうだ。

「右」からは「なぜ外国人を」と言われ、「左」からは「日本人の雇用を奪うのか」となる。

 

再選を目指す大統領が選挙年にやることといえば、バラマキと愛国心を喚起させる取り組みと相場は決まっているから、そんな文脈でトランプさんもサインしたのであろう。

冒頭の引用記事には、シリコンバレー住民の大半が外国出身であること、クリントン政権時代には積極的にビザを緩和していたとある。

 

クリントン政権といえば1993年〜2001年。

その頃に呼び込んだ外国人が、今のアメリカ経済の強さを作ったのではないか、といえば考えすぎだろうか。

 

かき集めた有意の士が、その後20年〜30年をかけて国の繁栄を担う。

次の選挙に勝てるかどうかと比べるような議論では無いと思うが、こういうことが出来る人こそ、政治家・リーダーであるべきだと思うけれどね。

 

我が国がどうなのかというのはさておき…。

まぁ、ご参考ということで。

 

 

 

 

ブラック企業自慢はやめよう

今日の会議にて。

本題前の雑談の際に、若手メンバーから、ブラックな感じの企業にいたことがある上司からブラックな感じに叱られる夢を見た、というネタがあった。

 

上司はメンバーを一切怒ったことはないし、ブラック企業時代に怒りまくっていた前科がある訳でもなく、怒られた側のエピソードを披露したことがあるだけなのに。

横で聞いていて小生もビックリすると共に、時に自分もブラックな感じのエピソードを披露してしまうことに対して猛反省した。

 

実際に経験して傷付いたのは本人だけれど、もはやそれは過去の話で、ネタにまでできる状態というのは、完全に無毒化されている。

しかし、そんな世界を体験しないままエピソードを聞かされる若者達にとっては、経験がないだけに寧ろ、底知れない恐怖を感じてしまうことがあるのではなかろうか。

 

例えるのも不適切だと認識しているが、我々が祖父母に戦争体験を聞いて感じた恐怖のような、それと同種の位置づけとして、慎重に扱った方が良い話題のように思わされたのである。

それも立場のある人間が発言してしまうと、暗に美化している、いつそのようなマネジメントにならないとも限らない、という印象を与えかねないのかもしれない。

 

仕事に熱中して思わず徹夜、なんていうのは世界中にあるけれど、日本のブラック企業自慢は犯罪にカテゴライズされるものもあるんでね。

また、こういうご意見もあって、

https://oceans.tokyo.jp/lifestyle/2020-0403-1-hm/

こちらはブラックな仕事をやり切って結果的に温存してしまった上司世代の責任もあるよね、というところに、なるほどと納得したところもあるのだけれど、今日の反省はまた別。

 

人に恐怖を与える話題を、立場のある人間が披露する影響力を強く意識しておくべき、ということを、心に刻んでおきたい。

まぁ、ご参考ということで。

バナナジュースブーム、来たる?

会社の近所、ビルの谷間の裏路地にバナナジュース専門のスタンドができていて、昼時通りかかると軽く行列になっている。

自宅近隣にもバナナジュース専門店がオープンし、ネットで見ると「タピオカの次はバナナジュース」的な扱いもある。

 

今日はたまたま時間が取れたので、会社近所のスタンドに行ってみた。

行列と言っても4、5人、そして半分はオーダー完了後の受け取り待ちなので、大したことはない。

 

価格は300円前後、バナナジュース単品かと思いきや、ミックスする素材が色々あり、何を選べば良いのか分からなくなるくらい。

接触決済なんかも完備しているのが今どきで、味も普通に美味しく、スタバでフラペチーノ頼むくらいなら断然こっち。

 

いいバナナを使ったとしても、バナナジュースの原価は多分50円くらいだろう(バナナジュースの30円、牛乳その他15〜20円)。

味のバリエーションが多いため、オーダー毎にミキサーを入れ替えなければならない様子で、オーダーから受け取りまで5分程度かかる。

 

よしんば3分に縮められたとしても、1時間あたりの最大売上は、60分÷3分=20杯×300円で6000円まで。

1日10時間営業して平均10杯/時間だとすれば、日商30000円、25日営業して月商75万円。

 

原価2割として粗利が60万円、そこから家賃が10万円、正社員とバイトの2人シフトで人件費50万円だとすると、赤黒トントン。

んー、この計算だと設備費が回収できないので、成り立たない。

 

もっと原価が安いか、安い家賃か、だが、他にもコストはかかるので、試算としてはこんなものだろう。

ちょっと利益の出しどころが、あまりないように思う。

 

値上げをするのが一つ(スタバが競合だと思えば50円くらい全然大丈夫)。

回転数を上げるために、フレーバーをミキサー後に混ぜる商品開発をする。

 

逆に品数を絞っていく。

粗利の高いオプションを考える(ま、ホイップクリームだな)。

 

ワンオペが徹底できるように見直す。

パッと思いつくのはそれくらいだが、ボロ儲けできるイメージがわかない。

 

ということで、小生が訪れた店のスペックでは、バナナジュースブームは、来ないんじゃないかなぁ、と。

外れたらゴメンなさい。

 

まぁ、ご参考ということで。

「グーグル ネット覇者の真実」 読了 〜帝国の誕生記〜

リンクはこちら。

 

グーグル ネット覇者の真実

グーグル ネット覇者の真実

 

 

 

このご時世にあっては少し前の本になってしまうが、巨大企業の成り立ちを知ることは、事業開発にとって意味があると思い、購入。

積読の消化に時間がかかってしまったので、やっと読むことができた。

 

アメリカなんかでは「本人公認の伝記」みたいな本が時々出版されるけれど、本書もそんな位置づけではある。

とはいえ、著者はITテクノロジー分野の記者歴が長いプロの書き手なので、決してグーグル礼賛ではなく、読者に色々なことを、そう「邪悪とは何か」といったことも含めて考えさせる。

 

インターネットの世界を追ってきた人間にとっては、それなりに知っているエピソードも多いが、こうして通史で読むと圧巻。

一つの帝国が生まれていく様のようだ。

 

もちろん建国の父母は偉大だが、それだけで覇権を握れる訳ではない。

多くの有能な才能が集まり、世界を変えていくダイナミズムは圧巻である。

 

非常に長い本ではあるが、是非また続きを読みたいものである。

まぁ、ご参考ということで。