こんな本を読む。
会議はね〜難しいよね〜。
毎日会議、会議ですよ。
毎回バシッと「決めたいこと」がハッキリしていれば、気持ちよく進むんだけどねぇ。
決められるだけの材料を会議までに揃えきれなくて、それでもスタートしてしまう実態があるから、モヤモヤするんだよね。
この議案については「これ」と「これ」と「これ」が揃っていれば意思決定できるって明確になっていれば良いのだけれど、全社員がそのレベルまではなかなか到達できない。
だから中間管理職が必要なんだろ!という気付きのブーメランが飛んできた。
そうか、経営の意思決定には「これ」と「これ」と「これ」が必要だから揃えておいでとアドバイスしてあげればいいんだな。
それで会社の意思決定をスムーズに進め、なるほど全社視点で考えるとはこういうことかと学んでもらう。
まぁそのためには中間管理職が全社視点・経営目線を持ってなきゃいけないんだけれど。
おお、なんかシンプルになったかも。
さて、本書は詳細の一人語りに関係なく、本来あるべき議論ができるようにする方法論が満載の本。
誰でもできるか、というと、できない(と諦めてしまう)人も多そうな感じもするが、やってみる価値はある内容だと思う。
そうだねと共感するのは、思考を「理想脳」と「現実脳」と「推進脳」に分けるというメソッド。
人を分けても良いし、ひとりの人間が使い分けても良いのだけれど、混ぜてはいけないということだ。
これは若き日に学んだ「アイデア出しと吟味を並行してはいけない」というものと共通する。
この辺りも是非活用したいところ。
まぁ、ご参考ということで。