人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

時間の限られた価値を味わいながら生きる。

小生かれこれ気がつくとアラフォーである。だからどうということはないのだが、自分の二十代の頃を振り返ってみても、今の二十代の人々に接しても感じるのは、なんとなくの「焦り」。もちろん多くの可能性が開けているが故、頑張れば頑張るほど、新たな世界…

リーダーシップとはなんぞ?

あなたは「リーダーシップ」という言葉を聞いて、どんなことを想起するだろうか?一般的にリーダーというと、「ジャイアン」のような、押し出しの強いキャラクターを彷彿とされるのではないだろうか。もちろん、そういったタイプのリーダーシップは存在して…

エージェントのゆるい話に乗ってみるのも一興

日系と外資で一番違うなと感じるのは、採用のシステマチックさである。外資の方が戦略的といえば戦略的だが、融通が効かないといえば効かない。エージェント稼業での体感値だが、基本的に採用企業が外資の場合、採用にあたっての求人票はその企業が書く。エ…

離職期間を作るのはなぜいけないのか?

以前このエントリで書いたのと近い話。http://dai19761110.hatenablog.com/entry/2015/03/19/203507過去採用企業から実際に言われた話として、①「次も決めずに辞めるなんて、社会人として(特に扶養家族が居る人ならばなお)無責任である。」②「再就職できるか…

「キャリアの一貫性なんてマジ無用」か?

昨日、小生の周辺でこんな記事が回ってきた。http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20150420とても(ワクワクすると言っていい)冒険的なキャリアを積まれた女性の例を引き合いに、キャリアの一貫性など都市伝説で、エージェントの言うことを盲信してはいけない、…

どのリーグ戦を戦うか?

長引いた風邪が脳にまで届いてしまったようなので、今日は微妙な話をする。簡単に言うと、「鶏口牛後」というやつだ。新卒での就職活動に影響が大きいのだが、日本は海外ほどの階級社会ではないので、そこそこの基本スペックと、コミュニケーション能力があ…

縁が無くてもクヨクヨしない。

転職活動を行っていると、当然ながら選考なので落ちてしまうこともある。そうなるとやっぱり、自分自身や自分のやってきたことを否定されてしまったようで、内心では凹んでしまうもの。しかし、小生エージェント稼業を10年経験し、それこそ第二新卒から社長…

転職理由は何故大事か?

これ、転職理由をエージェントや受けている企業に伝える時の話。基本的に、とにかく本音で語りましょうよ、ということである。エージェントにとって、転職を考えている人の転職理由は、提案の生命線だろう。紹介する案件は、基本的に転職理由に対する解決策…

職場でのチャレンジは、どう評価されるべきか?

昨今の経営サイドのトレンドとして、現場の社員に積極的なチャレンジを促す傾向がある。今までのビジネスが頭打ちになったり、人口が減少していく以上、今の形を守ることに汲々としていては、先がないのは確かだ。しかし、社員のチャレンジを促したとして、…

新しく転職したら、どう振る舞うべきか?

ちょっと一足飛びの話で恐縮だが、はてどうしたものか。基本的な戦術は、過度な自己主張を避けつつ、受け入れ先の職場の皆さんに、あなたという人間を正しく理解してもらえるよう、積極的に情報開示していく、ということだろう。大概の人は、あなたが考える…

どれ位取り組んだら「一人前」と言えるのか?

仮にあなたが自動車の新商品開発に三年関わったとしよう。三年もやれば一人前、なんて世間一般の感覚値はあるが、自動車の新商品開発は、概ね七年から八年かかると言われている。なので、「私は自動車の新商品開発を三年やりました!」と同業他社やメーカー…

オブ・ザ・イヤーの出会いを大切に。

エージェントの仕事を続けていると、オーナー経営者から、「君が優秀だと思う人材は、どんなバックグラウンドでもいいから連れてきてほしい。」というオーダーをいただくことがある。「そんなことあるの?」と思われるかもしれないが、オーナー経営者は、基…

誰でも転職は可能なのか?

結論的には、全員できるわけじゃない、というところは皆さんご理解いただいていると思う。年間の転職者は、300万人前後と言われている。http://agent.jobmark.jp/numberofpeople.html日本の雇用者数が5000万人くらいだから、まぁ6%位だろうか。それで、実際…

自らの能力を見出す。

実は小生この20年来、一つの武道に勤しんでいて、そんな中で色々な人達を見てきているが、20年間見てきて、進歩する人もいるし、そうでもない人もいる。自分が稽古に取り組む中で色々と試行錯誤をしたり、周りの進歩した人、しなかった人を観察していて、つ…

どうか皆さん堂々と自信を持って仕事を。

日々仕事に没頭していると、自分自身が取り組んでいる仕事が、果たして価値あるものなのか、そうでもないものなのか、時として不安になることがある。小生は職業柄、いろんな業界の、いろんな立場の人と仕事をご一緒することが多いのだが、よくご一緒する方…

直接応募するのとエージェント経由ではどちらが有利か?

疑問形でお題を立てておいて申し訳ないが、これは微妙なテーマだと思っている。なんの話かというと、直接企業の採用ページからエントリーすると、採用企業から見たときに、エージェントフィーが発生しないので、ハードルが下がるかもしれない(コストがかか…

改めて、なぜ転職を慎重に考えなければならないのか?

小生の中では、昨日の「上場会社」に気をつける、という話の続きなのだが。そういう微妙な会社というのは、やっぱり現実はピカピカな人材が来てくれないので、有体に言うと採用のハードルを下げてくる。そうすると、転職回数が多かったり、年齢が高かったり…

「上場会社」に気をつけよう。

上場会社でのキャリアは、それは可能であれば望ましい内容になるだろう。しかしそれは時として怖い面を見せることがあって、上場会社というのは、パブリックな企業として規制を受ける立場なので、良からぬことをすれば「違法」として責任を問われる存在なの…

年収の話で気をつけるべきこと。

今日はちょっと簡単に。たまたま本日繰り広げていた雑談の中で、案外見落とされがちだなぁ、という事があったので。転職の場面で、条件交渉となった時に、年収換算で話を進めていく訳だけれども、年収の中にボーナスの部分がある場合、ボーナスの付与基準と…

ベンチャー企業に転職するメリットとは?

さて、小生は一時期ベンチャー企業を専門にするエージェントを仕事にしていたことがある。最近またベンチャーブーム、通り過ぎてバブルという話も多く耳にするが、改めて思うところを。かつてのIPOラッシュの時、会社として謳っていたのは、ベンチャー企業に…

過去のキャリアをもう一度生かすことは、どれくらい可能なのか?

これは小生の個人的な経験から。一度卒業した業界に、再び戻ることになった時に、どれくらい過去の経験が生きるのか、という話だ。正直、個人として蓄積した経験は、そんなに色あせることなく、新しい環境でも活かせると思う。問題の一つは、過去に培ったネ…