人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2021年ブックレビュー

今年もいろいろありがとうございました。 読んだ本は150冊弱(漫画を入れれば150冊強)ということで、大体昨年と同じ。 先日のエントリにも記載したが、なんとなくビジネス系は不作で、そろそろ主要どころは読み尽くしたのかな、という気もする。 そんなわけ…

「企画とは決めること」である

読書メモを一本忘れていた…。 企画 作者:高瀬敦也 クロスメディア・パブリッシング(インプレス) Amazon kindle日替りセールでレビューが高かったので買ったのだと思う。 著者は元テレビプロデューサーでいらっしゃる。 本書の(著者の)慧眼は、企画という…

今年もありがとうございました

今日は仕事納め。 アポも会議も少なく、作業と大掃除に予定の枠を使っている。 朝の出勤前にブログを書いているので、一年を振り返るには少々落ち着かない。 なんせ、まだ一日戦いが残っているんでね。 とはいえ、今年も色々なことがあったわけで。 幸いにし…

まじめにお仕事

こんな本を読む。 選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていること 作者:ジャグディシュ・N・シース,アンドリュー・ソーベル 英治出版 Amazon 昔の職場の先輩が若手社員にお薦めしていたのが本書だったと記憶している。 当時の小生、既に…

一番プロジェクトにコミットする人

トヨタ繋がりではあるのだが、会社の中で「トヨタのチーフエンジニアみたいに…」という例えが出たもんだから、念の為と思って読んでみる。 トヨタ チーフエンジニアの仕事 (講談社+α新書) 作者:北川尚人 講談社 Amazon チーフエンジニア制度というのはトヨ…

オーナー家の宿命

トヨタのEVに関する大々的なリリースを見て、思わずこんな本を読む。 豊田章男 作者:片山 修 東洋経済新報社 Amazon 最近の本ではあるが、現役の経営者に関する評伝なので、さっさと読んでおいた方が良いタイプの本である。 社長就任前後の時は「プリンス」…

本日の更新はお休みします。

また明日、再開いたします。

電子書籍と紙の本

Kindle日替りセールでレコメンドされ、この手の本にしては、やたらに評価が高かったので読んでみる。 運動能力が10秒で上がるサボリ筋トレーニング 体幹やウエイトより効果絶大! 作者:笹川 大瑛 KADOKAWA Amazon スポーツや武術のテクニカルな解説や図説の…

物語に浸る

先日訪れた誠品生活日本橋の書店。 http://www.eslitespectrum.jp/ 思わず何かを買わねばということで、以前から気になっていた本書を手にして、少し時間をかけて読む。 たゆたえども沈まず (幻冬舎文庫) 作者:原田マハ 幻冬舎 Amazon 文庫の小説を買って読…

イベントは参加するより主催せよ

忘年会シーズン。 宴会はお呼びがかかるのも嬉しいことだが、自分で企画し、会いたい人に声をかけ、食べたい料理、飲みたい酒を考えて場に臨む方が楽しい。 呼ばれて行くと、開始が遅いなぁ…とか(小生は朝が早いのである)、ちょっと場所が遠いなぁ…とか(…

人間にはいくらでも可能性がある

ランニング流れで遂にこんな本を読む。 ウルトラマラソンマン 46時間ノンストップで320kmを走り抜いた男の記録 作者:ディーン・カーナゼス ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 評価が高いので前から存在は知っていて。 ポイントバックのキャンペーンを…

屁理屈こねずにまず着手

毎日走っているけれども、時々面倒だなぁと思う日はある。 最近わかったのだが、朝起きて走るのが面倒だなぁと思うのは、前日飲み過ぎだからであり、飲み過ぎなければ良いのだと。 アホみたいな話だが本当だ。 もう一つは、トレーニングメニューを決めておい…

スランプの乗り越え方

師匠が教えてくれたことなのだが、スランプというのは知らず知らずのうちに型が崩れている状態を指すようである。 野球選手であれば、それまでの競技人生やシーズン前の調整でしっかりとしたフォームを作っていくのだけれど、シーズンが始まると型通りのプレ…

できる人は話が短い

こんな本を読む。 外資系コンサルのプレゼンテーション術―課題解決のための考え方&伝え方 作者:菅野 誠二 東洋経済新報社 Amazon ビジネス書はたくさん読むのだが、プレゼンテーションについては新規事業の支援メニューの一つとして数多く支援してきたので…

欲しいのは宴会の幹事が出来る人

忘年会の季節。 昨年に比べコロナ禍の影響が落ち着いた今年は忘年会のお声がかかることが多い。 ほぼ平年並み、といった感じだろうか。 一年を振り返り、酒を酌み交わして他愛のない会話をするのはとても楽しいものである。 で、宴会の度に思い出すのがタイ…

個人プレーだからこそ

こんな本を読む。 ランニング王国を生きる 文化人類学者がエチオピアで走りながら考えたこと 作者:マイケル・クローリー 青土社 Amazon Amazonのレコメンドエンジンは本当に優秀だな。 本書はタイトル通りの内容なのだが、著者の文化人類学者も相当速く、フ…

オチはないんかい

先日読んだ本の感想にも書いたけれど、会議・MTG・打ち合わせには必ずゴール設定が必要だと思う。 もちろん話の流れで変わったり、その変わっていく中で決まっていくこともあるけれど、基本的には「こういうことを合意したい」「こう思っていることを理解し…

凡人なんかいない

こんな本を読む。 凡人起業 35歳で会社創業、3年後にイグジットしたぼくの方法。 作者:小原 聖誉 CCCメディアハウス Amazon まぁ、タイトル通りの本だったなと。 同じメソドロジーで起業した人達のインタビューも載っていたりして、なかなかに読ませるし…

技を磨きながらも其処から自由であること

ライフワークの一つである武芸の話で恐縮だ。 知っている人は知っているのだが、武術研究家である甲野氏の新刊が出ていたので、なんとなく読む。 古の武術から学ぶ 老境との向き合い方 作者:甲野 善紀 山と渓谷社 Amazon 1700円も払ったんだから、もっと味わ…

転職者の強み

こんな本を読む。 マーケティング・ビッグバン インフルエンスは「熱量」で起こす 作者:長瀬 次英 CCCメディアハウス Amazon 評価が難しい本だと思った。 自己紹介と仕事に対するポリシーを熱く壮大に語られた感じ。 「なるほど〜、仰る通りですね!」だし、…

本の値段

その本が高いか安いか、それは主観的で相対的なものだ。 価値を感じれば安いと思うだろうし、価値を感じなければ高いと思うだろうが、それは人それぞれだし、同じ人でもタイミングによって感じ方は違うことがある。 電子書籍ではない一般的な本(この表現を…

組織の成長と人材レベル

妻との朝の会話で、最近のアイドルグループの顔の区別がつかない、という話になる。 オジサン・オバサン特有の会話といえばそれまでなのだが、企業の採用と似たような話だなぁとちょっと思ったりする。 アイドルグループの創成期って、やっぱりキャラが立っ…