こんな本を今更ながら引っ張り出して読むのである。
どうもブームになると読まないのだが、なんかの拍子で読んでみたくなるものである。
300万部以上売れたんだねぇ。
300万部も売れて、世の中にドラッカーはどれほど浸透したんだろうか・・・。
なんかあまり変わっていない気もするが・・・。
というわけで今更ながら読んでみた感想であるが、なるほどよくできている。
ストーリーとしてもツボを押さえているし、ドラッカー本としてもエッセンスが随所に散りばめられており、ビジネス書の解説としてもエンタテインメントとしても成立している。
とはいえ、おじさんのその他感想。
・チープなアニメみたいな表紙絵はいらないんじゃないか(売るために必要だったのはわかるけど)
・若干ストーリーが臭い(まぁいいわ)
・お前らは高校生活野球部しかやってないのか(こんな密度の部活、ほぼ仕事じゃねぇか)
ドラッカーは読んだことがあるのだが、あまりピンと来なかった経験があるんだけれども、本書の主人公のようにボロボロになるまで使い倒すことができたら、確かに素敵だろうなぁと思った。
というわけで、マネジメントのエッセンシャル版を借りて読もうと考える。
なんてことを考えてしまうわけだから、本書の意義は大きかったね。
まぁ、ご参考ということで。