人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

起業家の仕事

積読在庫消化。

 

NPO法人フローレンスといえば、今はそれなりに有名なんだと思うんだけど、その創業者による創業記。

創業記はフツー面白い。

 

本書も面白いが、駒崎氏のキャラクターもあってか、やや痛い若者の青春も描かれる。

この辺を読んでいるとやっぱり、会社員になる人間と起業家になる人間は違うんだろうなぁと思ったりする。

 

企業内起業家の伴走を長くしていたし、起業家にもたくさん会ってきたけれど、やっぱり前者は普通の人だし、後者はちょっと(本当にちょっと)変わった人だと思う。

何が違うかって、起業家の人は自分起点でドライブがかけられるんだよね。

 

それが変な感じで拗れると、ちょっと痛い若者になってたりするわけで。

一方の企業内起業家は、自分起点ではなかなかドライブがかけきれない。

 

だから会社員なんかやっているんだけれども、お客様のためにとか、誰かが困っているこの問題を解決するために、みたいな他人起点でドライブがかかることがあり、そこが企業内起業のポイントだったりするのである。

いや、久しぶりに起業家の本を読みました。

 

まぁ、ご参考ということで。