人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

キャリア、転職よもやま話

自社製品への愛は必要なのか

小生の父はある酒造メーカーの営業マンだった。 幼い頃、家族と外食する際には、自社製品を扱っているお店にしか連れて行ってもらえなかった。 ジュースが飲みたくても、自社製品がなければ水で我慢する、そういうことだった。 小学生くらいの頃、「父は働く…

新規事業企画者が最も不幸になるパターン

新規事業を企画する人が、不遇な思いをする場面というのに、職業上必然とはいえ、残念ながら何度か遭遇したことがある。 一生懸命考え、検証してきたアイデアが、会社に否決されるというのは、とても不幸である。 しかし、もっと不幸なことがある。 自分のア…

創業のDNAはどこに宿るか

ある大企業の本体と、かなり前に分かれて今は別グループの所属となった企業と、それぞれお付き合い頂いている。 分派した企業は、大企業の創業期の事業ではあるものの、本体とは違うドメインであり、その様な道を歩んだのだと理解しているが、双方の経営幹部…

「外資系セールスマン日記」読了

リンクはこちら。 https://www.amazon.co.jp/外資系セールスマン日記-森瀬教文-ebook/dp/B079KG6PGX/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1518580455&sr=8-1&keywords=外資系セールスマン日記 著者の方は以前お世話になった方で、この度本を上梓されたとのことで、購入し…

強みは時に弱みにもなる

強みをさらに高めていくことは大事である。 戦略の基本であり、全てかもしれない。 その上で、では弱みが何なのか、その点を理解しておくことは、同じくらい大事だと思う。 弱みを克服することまでは絶対に必要ではない。 そんなことまでやりだしてしまうと…

昔話は昔話として

小生はかつて中学受験をし、中高一貫の男子校に通っていたことがある。 その学校も今や共学になり、隔世の感というか、遠い話になっていた今日この頃。 先日、ご近所の子息が中学受験をし、小生の母校を受けたものの、残念ながら、という出来事があった。 そ…

働き方改革は時間をかけて

今日、夜の時間帯に、あるクライアントのオフィスにお邪魔した。 フリーアドレスで、見渡す限りフラットなフロアに、19時現在しっかりと社員さんがお仕事をされていらっしゃる。 20時、21時のタイミングで、フロア全体の照明が落ちる。 自動で復旧するのか、…

給料は貰うものか、稼ぐものか

何のことか。 会社員の意識の話をしている。 会社から指示された仕事をし、その対価を得るというスタイルが、「貰う」という感覚に近い。 会社に給料以上の付加価値を提供し、会社資産の利用等の「使用料」を差し引いた分を目安として報酬を得るというのが、…

可能性を見出してもらう

オーディションに友達が勝手に申し込んで…というのはタレントがデビューするきっかけの常套句。 そんな酔狂でお節介な友達が本当にいるのか謎だが、日本人的な奥ゆかしさ的にはポイントが高いエピソードなのかもしれない。 個人的には、自分の可能性は自分で…

まる三年になりました

当ブログも、お陰様でまる三年を経過することができました。 日頃お読みいただいている皆様に、深く御礼申し上げます。 もともとは、コンサルタントとしての基礎練習、習慣付けとして、毎営業日になんらかのアウトプットを行うという、自分本位の動機でスタ…

給料は上げようと努力しなければ上がらない

21世紀になっても、ベースアップという制度がある会社もあるので、まあ皆が皆そうだとは言わないが、放っておいても給料が上がるということは、基本的にますますレアケースになっていくんじゃないかと思う。 ベースアップがなくても、「なんとなくこんな感じ…

職業、武道家

昨日、ある案件でインタビューを行った。 インタビュイーは、会社員の方であるが、お話を伺いたいと思ったのは、会社員の傍ら趣味として楽器演奏を行なっている人のインサイトを探りたかったから。 以前お仕事の関係で小生が知己を得て、facebook 上でもお付…

「六つの帽子思考法」読了

リンクはこちら。 6つの帽子思考法 ――視点を変えると会議も変わる (フェニックスシリーズ) https://www.amazon.co.jp/dp/4775941496/ref=cm_sw_r_cp_api_0mzzAbAQD9RP4 議論を深めるにあたり、「六つの帽子」に例えられる切り口で、議論を進めましょうという…

生命線を守る

今日伺ったお話しの中で、もっとも印象的だったのが、このタイトルの言葉。 群雄割拠、激変必至の業界環境にあって、業界の一翼を担うプレイヤーとして、どう戦っていくのか、という文脈から出てきている。 ざっくりいうと「我々にとっては、〇〇が生命線。…

人材は財産か、コストか

記事のリンクを貼っておこう。 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/200475/011500139/?P=1&ST=smart グローバル企業の調査で、日本企業の社員向け教育投資が主要国で最低だったという話である。 最初に小生のスタンスを申し上げておくと、人材…

やらないより、やりすぎる方が危険

新年を迎え、新しいことを始めようとしている方も多いに違いない。 仕事だったり、勉強だったり、運動だったりダイエットだったり。 いずれも新たな習慣を身につけるということだが、何が難しいかといえば、その「塩梅」である。 あまりにも緩い取り組みだと…

「Sunny(全6巻)」読了

松本大洋の漫画。 Sunny(1) (IKKI COMIX) https://www.amazon.co.jp/dp/B00MORJLAC/ref=cm_sw_r_cp_api_HAkwAb41XD1NQ 友人の勧めで拝読。 松本大洋作品は、「ピンポン」「竹光侍」以来、数年ぶりくらい。 おそらく昭和50年前後、三重県と思われる場所に…

凡人に非凡なことをさせる

http://www.soumunomori.com/column/article/atc-168232/ かの有名な、ドラッカーさんの格言だそうである。 凡人に非凡なことを出来るようにするのが、組織の存在意義ということで、いやほんと仰る通りである。 ちなみに、昨日アップした江副浩正氏の評伝で…

案ずるより産むが易し

お陰様で無事に2017年最終営業日を迎える事が出来ました。 本年のご愛顧、心より御礼申し上げます。 今年も一年、新規事業と人材採用の両面に関わり、お客様からの期待が日々高まって行くのを実感しながら、出来る限りのチャレンジを行って参りました。 来年…

プロフェッショナルは進化し続ける

何かの分野のプロフェッショナルとは、すなわち「完成された人」ということではないのだなと、今日お会いした方々に、改めて気付かされた。 いつも大変お世話になったりもしているプロフェッショナルの方々は、特定の分野のプロでありながら、常に新しい取り…

新規事業の比較対象が変わった

企業が新規事業に対するスタンスが変わったなと、最近本当に実感する。 真剣度が上がったのはきっとお察しがつくと思うが、いったい「どう上がった」のか? かつては、新規事業の比較対象は既存事業だったと思う。 今あるビジネスと比べて、儲かるのか、成長…

楽をしようとすれば、楽はできない

はじめに断っておくが、あくなき生産性の向上は、大好物である。 本来は怠け者なので、常に楽をしたい方だ。 しかし、だからこそわかるのだが、生産性の向上は、不断の努力で成し遂げられることが多い。 いや、そういう類が殆どではないか。 当方、タッチタ…

日本の会社員は「カーズ クロスロード」を是非ご覧あれ

一応予告編のリンクを貼っておく。 https://youtu.be/xmiEKS6bFnY 主人公のレーサーに次世代のライバルが現れ、失意の中、如何に再起を図るか、というそれだけで泣かせるプロット。 見ていただければわかるが、主人公はまさに、今の日本企業そのものの姿では…

自分の役割に名前を付ける

たまたま同僚と、肩書について雑談をしていて。 最近の小生の周りでは、「ビジネスデザイナー」とか、「クリエイティブディレクター」とか、「プロデューサー」などの肩書を目にするようになった( もちろん昔から「コンサルタント」も見る)。 カタカナが多…

人生における決断のあれこれ

今日はこの記事をシェアしておこう。 http://blog.tinect.jp/?p=45903 人生における重大な決断ができる人と、そうでない人がいるという話と、できないからといって必ずしも悪いわけではないはずだ、という意見である。 当ブログでも過去に、人生における決断…

地獄への道は善意で敷き詰められている

ヨーロッパの諺らしい。 個人的にはマルクスの言として聞いた記憶があるが、どうなんだろう。 一応解説のブログを貼っておくが、「自己責任」が問われる欧米らしい言葉である。 http://mojix.org/2009/03/20/the_road_to_hell ちょっと違う解釈だが、組織に…

忖度上等

別に今年一年を振り返るつもりはないのだが、「忖度」というワードは社会の多くの耳目を集めた。 大企業のネタだったということもあるが、それだけみんな心当たりがあった、ということでもあろう。 あの企業の「忖度」は、言外の意味を読むことで、責任の所…

一度実験してみたい残業時間削減の話

これはいつもお世話になっている友人のTさんから教わった話。 昨今、「働き方改革」の名のもとに、単なる残業時間削減の話題が尽きないが、残業を削減するには、業務の見直しを始めとする不断の(普段の、でもある)努力が必要だし、残業代を稼ぎたいという…

今ある武器で戦え

今時の素敵な学生さんに、キャリアについて偉そうに語ってしまった。 おじさん臭くて(おじさんだけど)少々反省である。 一応、本人の為にと思って真剣に語ったけど、鬱陶しいおじさんは大抵、相手の為に一生懸命だったりする。 それはともかく。 学生さん…

責任を感じるのもほどほどに

組織で新しいチャレンジに取り組めば、思い通りにいかないことは日常茶飯事である。 それを、いかに前に進めるか、弛まぬ努力を続けることは、もちろん素晴らしいことだ。 しかし、自分の努力が足りずに上手くいかないこともあるだろう。 当然、振り返り、反…