読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

1年は52週

アパレルとか、小売の世界の人からすれば、「1年は52週」というのはきっと常識だろう。 しかし、それ以外のビジネスに携わる人にとっては、案外知らないことのようだし、日頃の業務の中にいると忘れがちである。 我々コンサル系の仕事であれば、週一回のミー…

ビジネスモデルが完成された会社の社員はボンクラになりやすい

申し訳ありません、暴言です。 しかしながら、クライアントとの席で申し上げ大変ご同意をいただいた話で。 どこかの会社のビジネスモデルは、先人の不断の努力に拠って、完成されたもの。 しかし、完成された後に入社した社員にとっては、それは所与のもので…

変化を求められるのは常に我々

女性の社会進出しかり、オープンイノベーションしかり、社会の変化を受けて、ダイバーシティを担保していく機運は日毎に高まっていると感じる。 しかし同時に、ダイバーシティを求める組織は、実際はダイバーシティなど求めていなくて、渋々模索しているのが…

「出来る人はなんでも出来る」と「優秀だからといってなんでもできるわけではない」のあいだ

タイトルが長くて恐縮だ。 とは言え、小生も色々な人とご一緒していて、「やっぱり優秀な人はなんでもできるんだなぁ」と感心するときと、「優秀だからといって、なんでもできるわけじゃないんだね」という、矛盾する感覚を持つことが、実体験としてある。 …

最近の若者は

世間一般では若手と言えなくなった今日この頃、たまたまクライアントの新人さんとご一緒することが多くなった。 皆さん大変優秀だし、いろいろなことをご存知。 我が身を振り返ると恥ずかしいばかり。 ところが、時々「あれっ?」と思う瞬間があって、小生(…

汎用性と独自性

キャリアでもビジネスでも、広く受け入れられやすい汎用性で展開して行くか、誰も備えていない独自性で勝負するか、という戦略上の大きな判断がある。 大概は、どっちつかずの中途半端な立ち位置になってしまうようだが。 汎用性を追求すると、食いっぱぐれ…

たかがプレゼン、されどプレゼン

新規事業のお手伝いをしていると、その役割の一つとして、プレゼンテーションのブラッシュアップも担うことが多い。 プレゼンが上手じゃないと、初めて事業案を聞いた人には内容が伝わらないし、聞き手からは、「そんな初歩的なこと、死ぬ程考えたさ!」とい…

交渉にはタイミングがある

交渉術一つとっても、幾らでもモノの本が出てくるから、多くを語るのもどうかと思うが、重要な事が一つあるとすればタイミングである。 こちら側の意向を伝え、相手方に譲歩を促したいとして、どのタイミングで伝えるか、という話だ。 相手が一定規模の組織…

プレーンなコミュニケーションとプレーンな仕事

人材紹介の仕事をしてまだそれほど年数が経っていなかった頃の話。 主にベンチャー企業のオーナー経営者をクライアントとしていたのだが、日々の仕事は、ボヤッとしたオーナー経営者のやりたいこと、求めることを、如何に先回りして考え、擦り合わせをし、言…

「早帰りデー」では労働時間は短くならない

長時間労働の弊害から来た痛ましい事件などを受け、残業時間を削減させる各種施策についてのニュースが多い。 消灯時間を定めたり、「早帰りデー」を設定してみたり、色々昔から取り組まれているのだが、それで効果を上げられるのは、「なんとなくダラダラ残…

あるエグゼクティブとの会話

■先方 大手企業に新卒入社し、現在主要子会社の代表を務め、もう直ぐ定年を迎えられるというステータス。 人事からセカンドキャリアの斡旋を受ける可能性はあるものの、それ以外の可能性も探りたい。 ■当方より ・キャリアは一般的に、やりたいこと、やらな…

金は使う方が難しい

お金を稼ぐのと使うので言うと、個人的には使う方が難しいと、常々思っている。 企業経営、事業展開では特に。 仮に年末ジャンボ宝くじが、一等前後賞併せて10億円(?)が当たったとしよう。 一家が一生食べていくには十分すぎる額だ(年間1000万円使っても…

次のステップに踏み出すなら、ちゃんと前向きな総括をしてから

転職を含め、人生の節目が訪れた時、次のステップに踏み出すための決断をすることになる。 多くの人が、現状が厳しいと、外部になんと言おうが、本音のところではネガテイブな感情が支配していると思う。 もちろん、そのネガテイブな感情を否定するつもりは…

「もっと具体的に」という質問に、具体例で返してはいけない

「もっと具体的に」という質問は、形のないもの、新しいもの、抽象的なものの説明を重ねていく場面で、良く出てくる。 「もっと具体的に」という要求に対して、真面目に具体例を返す、というのが一般的だが、それでは足りないと思っている。 もちろん、具体…

すべての先人は打倒すべき存在である

なんだか階級闘争のような話で恐縮だ。 会社組織の中では、当然偉い人というのは存在する。 その偉い立場から得られる知見をもとに、平場の人間の更に上を行く見識を披露したりもして、平場の人間は、めげそうになる。 しかし、いま偉い人というのは、過去の…

可能性を拾う

日々、色々な人とお会いし、色々なビジネスについてのディスカッションをしているが、個人的に意識して心がけていることがある。 それは、「可能性を拾う」ということだ。 良いところを見るようにする、と言ってもよい。 どんなに素晴らしい事業も、どんなに…

アドリブを恐れない

クライアントと顧客心理の「深掘り」のセッションをした時のお話。 ターゲット顧客は20代である。 いろいろインタビューを重ねていくと、女性は自由なことがわかる。 最近ますます自由な気がするが、小生が20代だった頃のことを振り返ると、昔からずっと自由…

最適化とイノベーションと

こんな記事があって。 http://blog.livedoor.jp/tokyojohodo/archives/9377839.html オペレーショナルな業務に習熟していくと、案外簡単なミスを起こすよね、とでもまとめれば良いだろうか。 仕事の場面では、効率の追求や最適化というのは、まずもって重要…

「軸」とは何か?

人生においても、キャリアにおいても、企業経営においても、「軸」がある、「一本通った筋がある」ということを良しとする風潮はある。 そのことが本当に良いのかは一旦置いておくとして、「軸」とか「一本通った筋」とは何であろうか? スタートアップや新…

プロが居ない

日本の会社の現場というのは、時としてプロフェッショナル不在になることがある。 プロパー主義で、ジョブローテーションが当たり前の会社に良くあるのだが、所謂一般職、事務職の職員は長く勤務しているものの、意思決定や判断を行う社員の経験が浅く、ロー…

若い人材に何を提供できるか?

今日は立て続けに、クライアントの入社1-2年目の人材とご一緒する機会があった。最近よく言われる話だが、まぁそれはそれは優秀で。 自分自身の当時を振り返ると、お恥ずかしい限りである。そんな方々と接する時に、常々思っていることをいくつか。 ビジネス…

付き合う相手を選ぶ

こんなブログがあって。 http://blog.tinect.jp/?p=30783 「あなたは、あなたの付き合っている人間関係で出来ている」とまとめてしまえるような内容だ。 「あなたは、あなたの食べた物で出来ている」みたいな感じだな、とも思う。 「食べた物で出来ている」…

ことばの意味を揃える

面接でも、アイデアをブラッシュアップする場面でも、基本は人対人のコミュニケーションの積み重ねである。 コミュニケーションの上手い下手は、生産性に大きな影響があると思うが、時に議論が噛み合わない、あるいはコンセンサスに至りそうで至らない、とい…

いま存在するビジネスを、いまだけのものと思うな

http://d.hatena.ne.jp/grand_bishop/touch/20140610/1402398947 リンクの記事は、会社員の給与についてのタイトルになっているが、要約すると、いま存在するビジネスは過去の蓄積でできており、いま取り組む仕事は、未来を生み出すためのものでなければなら…

謙虚さは本物の証

人格に優れているから、成功できるかのような、陳腐な精神論を述べたいわけではない。 もっと論理的な話である。 「本物」は、自分が行ってきたことに確固たる自負があるから、大きく見せる必要がない。 「本物」は、世に流通する成功譚に隠された、裏側の苦…

人を変えようとしてはいけない

http://blog.tinect.jp/?p=30542 多くはこちらの記事に書かれているので、ご参照いただきたい。 環境を変えれば、人が変わるかというと、個人的には疑問に思うのだが、変わろうと思った人間は、自らを変えることができる、という風には信じている。 その、「…

相手を悪者にしないために

こんな記事があって。 http://d.hatena.ne.jp/grand_bishop/touch/20160823/1471939533 前半部分の示唆として、言った言わない、不義理をしたかしてないか、そんな争いで結果的に相手に非を認めさせる展開になると、「悪者」になってしまうので、そうさせな…

相手もビビっている

人事異動の季節である。 新しい部署に配属されたり、このタイミングで転職を控えていたり、そんな人達はたくさん居ると思う。 多くの場合、既に人間関係が出来上がった組織の中に、「新参者」として入っていくことになるので、組織のロジックやパワーバラン…

「カーナビ問題」

時々たとえ話として持ち出すのが、表記の「カーナビ問題」である。 仮に二つのカーナビがあったとして、どちらのルート案内の性能が高いかを検証したいとする。 そのために、二台の車に別のカーナビを乗せて比較したとして、その車を前後に並べようが、並走…

よく休む

仕事上関わりがあって、食に関わる新規事業、医療に関わる新規事業の話をすることが多い。 バランスのとれた食事、適度な運動なんていう話は、耳にタコができるほど聞いているが、なかなか実践が難しい。 たとえ怠けていなくても、多忙な生活を送っていると…

悩んでもよくわからないとき

キャリア上の選択とか、ビジネスの諸々のシーンで、悩ましい事態に遭遇することはままある。 参考になる事例がなかったり、あったとしても前提やらいろいろ違っていたり。 特にキャリア上の選択の方は、やり直しがきかないし、個人個人の事情による要素が大…

何のために中途採用を行うのか?

企業が中途採用を行う理由は様々である。 欠員の補充を行う、というのがよくある背景ではあるが、エージェントに発注をするケースというのは、往々にして外部の即戦力を雇い入れ、自社の成長のエンジンとしたい、というお話が多いと思う。 単なる抜けた穴を…

人間関係を不幸にしない習慣について

結婚生活を不幸にしないための習慣について、こんな記事があった。 http://nikkan-spa.jp/1145454?page=2 詳細は記事をご参照いただきたいが、<家庭内不和を招く5つの習慣>として、・家事は“手伝い”だと思っている・家事の分担を明確に決めていない・“稼ぎ…

会社への不満について

こんな記事が有りまして。 http://ameblo.jp/tenshoku-0001/entry-12197007145.html ベンチャー企業では、「至らないところ」を指摘ばかりしていても始まらないのだ、という内容が含まれている。 小生もベンチャー企業に居たこともあるが、それはやはりその…

環境は選ぶしかない

子供を育ていてつくづく思うのだが、親のできることと言うのは、躾も含めた良い習慣を叩き込むのと(これは親も出来ていないと叩き込めないと自戒している)、良い環境を用意してあげることくらいだなと。 しかしこれ、大人になっても大事なことで、ただし大…

誘ってくれた人が辞めちゃった!

これ、転職経験の無い方はご存知ないと思うが、結構よくある話である。 特に外資系企業では聞く話。 稀に自分が逃げ出すために、後釜を採用しようと画策する人もいるが、多くはない。 それとこれも稀に、誘ってくれた人が権力争いで破れ、誘われた人もその一…

レバレッジを掛ける

会社員として仕事をする最大のメリットというのは、本来は得意分野に集中できることなんじゃないかと思っている。 個人で仕事をしていれば、立ち上げから営業、管理まで、何でも自分でやらなければならないし、それぞれを一定のクオリティでこなさないと、致…

思い煩うのも程々に

以前良く見た映画に、マイケル・マン監督の「コラテラル」という映画がある。 興味がある人は適宜観ていただければと思うが、その中の台詞に、「そんなに未来の事を心配してどうするんだ?自分が3分後にどこに居るのかさえわからないのに」というような主旨…

思い煩うのも程々に

以前良く見た映画に、マイケル・マン監督の「コラテラル」という映画がある。 興味がある人は適宜観ていただければと思うが、その中の台詞に、「そんなに未来の事を心配してどうするんだ?自分が3分後にどこに居るのかさえわからないのに」というような主旨…

転職ありき、の状況に追い込まれないように

過去、何百何千という転職希望の方々とお会いしてきた。 それぞれの成功に資するべく、自分なりに頑張ってきたわけだが、お役に立てなかった人も大勢居る。 自分自身が至らなかったことも多々あり、そこは申し訳ない気持ちで一杯なのだが、正直なところ、ご…

日本の会社の生産性が低い理由

生産性とは何か? 無茶苦茶単純に言えば、アウトプット/インプットである。 OECD諸国平均などで、よく日本のホワイトカラーの生産性が低いと言われるが、これはなぜなのだろうか? 上記の計算式に則れば、分子のアウトプットが小さいか、分母のインプットが大…

生涯現役に備えて

今日お伺いした話の一つに、これからの時代や社会構造を踏まえた上での、生涯で50年働く構想、というのがあった。 詳細は割愛するとして、さもありなんと思ったのだが、しかしそれはすなわち、70代まで働くということを意味するわけだ。 では、70代まで働く…

意外と知られていない日本の労働習慣

http://s.news.nifty.com/world/chinadetail/12181-147870_1.htm この記事は、中国人から見た、日本の異様な職場環境、ということだそうだ。 小生も別に海外企業で勤務した経験あるわけではないので、あくまで聞きかじり、座学の知識でしかないのだが、記事…

鶏口牛後

http://sanabo.com/words/archives/2003/03/post_1240.html 表題の意味はご存知だろうか? 一定以上の能力を有する方々にとって、このテーマは、転職に当たっての最も難しい検討事項であるように思う。 優秀な人材がゴロゴロいる会社での仕事は、とても楽しい…

社内政治はなぜ起きるのか?

皆が嫌がりながらも、なんだかんだで日々巻き込まれている「社内政治」は、なぜ起きるのか? 色々な考え方はあるのだろうが、端的に申し上げて、その会社の事業が停滞しているからだと、個人的には思っている。 小生がベンチャー企業に在籍していた際、たか…

「新しさ」を一匙

毎日同じようなルーティンでこなしている仕事でも、実は社会の変化の影響を受け続けている。 20年前の人材エージェント業は、エージェントが自宅の固定電話に掛けることは、ままあったと聞いている。 小生が駆け出しだった10年前は、メールとケータイが主流…

無責任な体質はどこから来るのか?

いろんな会社があるが、何か問題が起きても、誰も責任を取らず、原因も深く追求されず、したがって再発防止策も施されない、という話はままある。 よく言われるのが、外部から閉ざされた環境、組織だと全員仲間意識が働くので、厳しい追求がなされない、とい…

「悪く」なるな

長く働いていれば、色々な人に出会う。 いい人ばかりではない。 悪い人と悪い環境に遭遇することもあるし、そんな人や環境と、一定期間付き合うことになるかもしれない。 そういう場面で、環境に染まることを強要されないのであれば、「あの人もああなんだか…

人を世代で語るな

また日経の「釣り」記事を見てカチンと来てしまった。 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/080500061/?ST=smart 五十代は「ゆでガエル世代」だそうである。 こういう、ドヤ顔で的外れな事を断定してくるから、日経は嫌いなのだ。 「世代」という…

すべての仕事は手段であって目的ではない

例えば営業は売上を立てるのが仕事だが、会社というのは別に売上を立てるために存在しているわけではない。 社会に価値を提供しているから、その対価として売上が立っているというだけだ。 なので、営業の仕事は、実際に社会に価値を届ける「ラストワンマイ…