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人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

生産性の話

今日はこの記事が面白かった。 http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1612/13/news031.html 日本は国全体のGDPを誇りにして、一人当たりの生産性を気にせず、最後は「そんな尺度で日本人の凄さは測れない」と逃げる、という話(辛口にまとめると)。 後…

ニッチに深く

世の中には本当に賢い人は居るようで。 私の銀行時代の同期は、一生懸命勉強して東大に入ったら、大して勉強してないのにあっさり入学した人間が沢山居て、大いに挫折感を覚えたそうである。 小生には想像もつかない世界だが、一つでもすごい資格を、領域を…

何をもって仕事の価値とするか

日々仕事に取り組んでいて、それが何の価値をもたらすのか、というのは実は相当奥が深いテーマである。 喫茶店はお金を貰ってコーヒーなりなんなりを提供するわけだが、現実の利用シーンとして、コーヒーを飲むために喫茶店に来る客というのは、少数派のはず…

若くして成功すると、それはそれで難しい

どんなキャリアとは、詳しくは申し上げられないが、小生のような立場でも、若くして物凄く成功した人に、時々出会うことがある。 そういった方々でも、次のキャリアを模索していらっしゃることがあるのだが、そのお手伝いはなかなか簡単では無い。 優秀であ…

左脳で考え、右脳で決める

昨日の更新は完全に「落ちて」いました。 申し訳ございません。 タイトルの記事は以前も書いたような気がするが、改めて話題にするのはこんな記事を読んだから。 http://next.rikunabi.com/journal/entry/20161202_D こんなロジカルかつ心のこもった相談に乗…

人の話を聞ける人、聞けない人

ビジネスハック、各種指南本や、偉大な先輩からの教えがあっても、人の話をじっくりお聞きするのは、尚難しい。 人は自分の知っている領域であれば、思わず自分が体感した意見を述べてしまうし、同じような仕事をしていなければ、何かを回答するのではなく、…

歳を取るのも悪くない

就職氷河期に、答えの見えない中、社会人としてのスタートラインに立つ努力をする。 初めての経験ばかりの中、引き続き厳しい経済環境の中、もがき苦しむ。 初めての転職に、恐れおののく。 新しい環境に戸惑いながら、自分の居場所を探す。 突如訪れた攻め…

失敗を恐れないためには

小生は新卒が結構厳しめの会社に居たので(まぁ、経済環境全般も厳しかったが)、他人からフィードバックをもらうと、それがどのような内容であれ、否定されてしまったように感じてしまう期間が結構長かった。 客観的には、ポジティブ7でネガティブ3くらいのフ…

長く働くということ

自分でも言及したことがあるし、多くの人も最近仰っていることだが、健康長寿と社会保険制度の限界とが相まって、生涯現役で働く、というテーマがある。 小生もそのつもりで日々仕事をこなしているのだが、最近引退を表明された大先輩のお話や、現役のシニア…

「上手な人」

今日はたまたま、あるクライアントの、複数の社員の方のお話を代わる代わるお聞きする機会があったのだが、「あぁ、この人なんだか上手だなぁ」という人と、そうでもない人というのに気付かされた次第。 何が「上手」なのかというと、ざっくり言うと仕事の進…

カバンが大きくなれば、重くなる

今朝は久し振りに震災が蘇るような、長い地震であった。 そんなことがあると、いざという時に何を持ち出して逃げようか、何ていうことを考えたりする。 当然、必要にして最小限の、ということになるのだが、果たしてそれは何か? 皆さん定期的に見直しをされ…

正しいことを続けていないと、結局あとで困る

年齢が上がるとともに、転職が難しくなる人がいる。 案外そうでもない人もいる。 なんでだろうと毎度考えていて、ふと気付いた仮説の一つ。 今の仕事の関係で、異業種交流のコーディネートをする機会がいくつかあるのだが、異業種の立場から「そこはこうした…

たっぷり働いた金曜の夜は

一週間頑張って働いて、諸々終わった金曜の夜は、十分に弾けるのが良い。 その仕事を支えてくれる、上司、同僚、部下に、感謝を捧げるのが良い。 貴重な経験をもたらしてくれるクライアント、実際に形にしてくれるパートナー、その存在に深く感謝するのが良…

組織を動かすには

小生は子供の頃、タミヤの工作セットの類が好きで。 特にモーターと歯車で何かやるとか、そういうのにハマっていた(遊星ギヤセットとか、超憧れである)。 もちろん例外なくミニ四駆にも突っ込んでいた口である。 さて、物理法則の原理原則として、エネルギー…

天職とは

今日はこんな記事を読んで。 https://www.kayac.com/news/2016/11/yanasawa_blog_vol18 見解としては、日々学びがあるものを天職というのでは、というもの。 それは実際そうだなぁと思う。 同じ経験をしていても、学びの多寡は、本当に人による。 お恥ずかし…

自分を最も高く売る方法とは

前職は、業界でリテインドサーチと言われる、クライアントから着手金を頂いて人探しをする、ヘッドハンティングを行う部隊と、コンティンジェンシーもしくはエージェントと言われるような、人材と企業のマッチングを行う部隊が併存していた。 小生はマッチン…

人生で仕事占めるシェアは12.5%

1年の標準的な労働時間は2000時間(先週のエントリの続き)。 24時間×365日で、1年の総時間が8760時間。 1年で毎日7時間寝たとして、1年の総睡眠時間が2555時間なので、起きている時間が6205時間だ。 つまり、標準的な労働時間であれば、起きている時間の3分の…

1年は52週

アパレルとか、小売の世界の人からすれば、「1年は52週」というのはきっと常識だろう。 しかし、それ以外のビジネスに携わる人にとっては、案外知らないことのようだし、日頃の業務の中にいると忘れがちである。 我々コンサル系の仕事であれば、週一回のミー…

ビジネスモデルが完成された会社の社員はボンクラになりやすい

申し訳ありません、暴言です。 しかしながら、クライアントとの席で申し上げ大変ご同意をいただいた話で。 どこかの会社のビジネスモデルは、先人の不断の努力に拠って、完成されたもの。 しかし、完成された後に入社した社員にとっては、それは所与のもので…

変化を求められるのは常に我々

女性の社会進出しかり、オープンイノベーションしかり、社会の変化を受けて、ダイバーシティを担保していく機運は日毎に高まっていると感じる。 しかし同時に、ダイバーシティを求める組織は、実際はダイバーシティなど求めていなくて、渋々模索しているのが…

「出来る人はなんでも出来る」と「優秀だからといってなんでもできるわけではない」のあいだ

タイトルが長くて恐縮だ。 とは言え、小生も色々な人とご一緒していて、「やっぱり優秀な人はなんでもできるんだなぁ」と感心するときと、「優秀だからといって、なんでもできるわけじゃないんだね」という、矛盾する感覚を持つことが、実体験としてある。 …

最近の若者は

世間一般では若手と言えなくなった今日この頃、たまたまクライアントの新人さんとご一緒することが多くなった。 皆さん大変優秀だし、いろいろなことをご存知。 我が身を振り返ると恥ずかしいばかり。 ところが、時々「あれっ?」と思う瞬間があって、小生(…

汎用性と独自性

キャリアでもビジネスでも、広く受け入れられやすい汎用性で展開して行くか、誰も備えていない独自性で勝負するか、という戦略上の大きな判断がある。 大概は、どっちつかずの中途半端な立ち位置になってしまうようだが。 汎用性を追求すると、食いっぱぐれ…

たかがプレゼン、されどプレゼン

新規事業のお手伝いをしていると、その役割の一つとして、プレゼンテーションのブラッシュアップも担うことが多い。 プレゼンが上手じゃないと、初めて事業案を聞いた人には内容が伝わらないし、聞き手からは、「そんな初歩的なこと、死ぬ程考えたさ!」とい…

交渉にはタイミングがある

交渉術一つとっても、幾らでもモノの本が出てくるから、多くを語るのもどうかと思うが、重要な事が一つあるとすればタイミングである。 こちら側の意向を伝え、相手方に譲歩を促したいとして、どのタイミングで伝えるか、という話だ。 相手が一定規模の組織…

プレーンなコミュニケーションとプレーンな仕事

人材紹介の仕事をしてまだそれほど年数が経っていなかった頃の話。 主にベンチャー企業のオーナー経営者をクライアントとしていたのだが、日々の仕事は、ボヤッとしたオーナー経営者のやりたいこと、求めることを、如何に先回りして考え、擦り合わせをし、言…

「早帰りデー」では労働時間は短くならない

長時間労働の弊害から来た痛ましい事件などを受け、残業時間を削減させる各種施策についてのニュースが多い。 消灯時間を定めたり、「早帰りデー」を設定してみたり、色々昔から取り組まれているのだが、それで効果を上げられるのは、「なんとなくダラダラ残…

あるエグゼクティブとの会話

■先方 大手企業に新卒入社し、現在主要子会社の代表を務め、もう直ぐ定年を迎えられるというステータス。 人事からセカンドキャリアの斡旋を受ける可能性はあるものの、それ以外の可能性も探りたい。 ■当方より ・キャリアは一般的に、やりたいこと、やらな…

金は使う方が難しい

お金を稼ぐのと使うので言うと、個人的には使う方が難しいと、常々思っている。 企業経営、事業展開では特に。 仮に年末ジャンボ宝くじが、一等前後賞併せて10億円(?)が当たったとしよう。 一家が一生食べていくには十分すぎる額だ(年間1000万円使っても…

次のステップに踏み出すなら、ちゃんと前向きな総括をしてから

転職を含め、人生の節目が訪れた時、次のステップに踏み出すための決断をすることになる。 多くの人が、現状が厳しいと、外部になんと言おうが、本音のところではネガテイブな感情が支配していると思う。 もちろん、そのネガテイブな感情を否定するつもりは…

「もっと具体的に」という質問に、具体例で返してはいけない

「もっと具体的に」という質問は、形のないもの、新しいもの、抽象的なものの説明を重ねていく場面で、良く出てくる。 「もっと具体的に」という要求に対して、真面目に具体例を返す、というのが一般的だが、それでは足りないと思っている。 もちろん、具体…

すべての先人は打倒すべき存在である

なんだか階級闘争のような話で恐縮だ。 会社組織の中では、当然偉い人というのは存在する。 その偉い立場から得られる知見をもとに、平場の人間の更に上を行く見識を披露したりもして、平場の人間は、めげそうになる。 しかし、いま偉い人というのは、過去の…

可能性を拾う

日々、色々な人とお会いし、色々なビジネスについてのディスカッションをしているが、個人的に意識して心がけていることがある。 それは、「可能性を拾う」ということだ。 良いところを見るようにする、と言ってもよい。 どんなに素晴らしい事業も、どんなに…

アドリブを恐れない

クライアントと顧客心理の「深掘り」のセッションをした時のお話。 ターゲット顧客は20代である。 いろいろインタビューを重ねていくと、女性は自由なことがわかる。 最近ますます自由な気がするが、小生が20代だった頃のことを振り返ると、昔からずっと自由…

最適化とイノベーションと

こんな記事があって。 http://blog.livedoor.jp/tokyojohodo/archives/9377839.html オペレーショナルな業務に習熟していくと、案外簡単なミスを起こすよね、とでもまとめれば良いだろうか。 仕事の場面では、効率の追求や最適化というのは、まずもって重要…

「軸」とは何か?

人生においても、キャリアにおいても、企業経営においても、「軸」がある、「一本通った筋がある」ということを良しとする風潮はある。 そのことが本当に良いのかは一旦置いておくとして、「軸」とか「一本通った筋」とは何であろうか? スタートアップや新…

プロが居ない

日本の会社の現場というのは、時としてプロフェッショナル不在になることがある。 プロパー主義で、ジョブローテーションが当たり前の会社に良くあるのだが、所謂一般職、事務職の職員は長く勤務しているものの、意思決定や判断を行う社員の経験が浅く、ロー…

若い人材に何を提供できるか?

今日は立て続けに、クライアントの入社1-2年目の人材とご一緒する機会があった。最近よく言われる話だが、まぁそれはそれは優秀で。 自分自身の当時を振り返ると、お恥ずかしい限りである。そんな方々と接する時に、常々思っていることをいくつか。 ビジネス…

付き合う相手を選ぶ

こんなブログがあって。 http://blog.tinect.jp/?p=30783 「あなたは、あなたの付き合っている人間関係で出来ている」とまとめてしまえるような内容だ。 「あなたは、あなたの食べた物で出来ている」みたいな感じだな、とも思う。 「食べた物で出来ている」…

ことばの意味を揃える

面接でも、アイデアをブラッシュアップする場面でも、基本は人対人のコミュニケーションの積み重ねである。 コミュニケーションの上手い下手は、生産性に大きな影響があると思うが、時に議論が噛み合わない、あるいはコンセンサスに至りそうで至らない、とい…

いま存在するビジネスを、いまだけのものと思うな

http://d.hatena.ne.jp/grand_bishop/touch/20140610/1402398947 リンクの記事は、会社員の給与についてのタイトルになっているが、要約すると、いま存在するビジネスは過去の蓄積でできており、いま取り組む仕事は、未来を生み出すためのものでなければなら…

謙虚さは本物の証

人格に優れているから、成功できるかのような、陳腐な精神論を述べたいわけではない。 もっと論理的な話である。 「本物」は、自分が行ってきたことに確固たる自負があるから、大きく見せる必要がない。 「本物」は、世に流通する成功譚に隠された、裏側の苦…

人を変えようとしてはいけない

http://blog.tinect.jp/?p=30542 多くはこちらの記事に書かれているので、ご参照いただきたい。 環境を変えれば、人が変わるかというと、個人的には疑問に思うのだが、変わろうと思った人間は、自らを変えることができる、という風には信じている。 その、「…

相手を悪者にしないために

こんな記事があって。 http://d.hatena.ne.jp/grand_bishop/touch/20160823/1471939533 前半部分の示唆として、言った言わない、不義理をしたかしてないか、そんな争いで結果的に相手に非を認めさせる展開になると、「悪者」になってしまうので、そうさせな…

相手もビビっている

人事異動の季節である。 新しい部署に配属されたり、このタイミングで転職を控えていたり、そんな人達はたくさん居ると思う。 多くの場合、既に人間関係が出来上がった組織の中に、「新参者」として入っていくことになるので、組織のロジックやパワーバラン…

「カーナビ問題」

時々たとえ話として持ち出すのが、表記の「カーナビ問題」である。 仮に二つのカーナビがあったとして、どちらのルート案内の性能が高いかを検証したいとする。 そのために、二台の車に別のカーナビを乗せて比較したとして、その車を前後に並べようが、並走…

よく休む

仕事上関わりがあって、食に関わる新規事業、医療に関わる新規事業の話をすることが多い。 バランスのとれた食事、適度な運動なんていう話は、耳にタコができるほど聞いているが、なかなか実践が難しい。 たとえ怠けていなくても、多忙な生活を送っていると…

悩んでもよくわからないとき

キャリア上の選択とか、ビジネスの諸々のシーンで、悩ましい事態に遭遇することはままある。 参考になる事例がなかったり、あったとしても前提やらいろいろ違っていたり。 特にキャリア上の選択の方は、やり直しがきかないし、個人個人の事情による要素が大…

何のために中途採用を行うのか?

企業が中途採用を行う理由は様々である。 欠員の補充を行う、というのがよくある背景ではあるが、エージェントに発注をするケースというのは、往々にして外部の即戦力を雇い入れ、自社の成長のエンジンとしたい、というお話が多いと思う。 単なる抜けた穴を…

人間関係を不幸にしない習慣について

結婚生活を不幸にしないための習慣について、こんな記事があった。 http://nikkan-spa.jp/1145454?page=2 詳細は記事をご参照いただきたいが、<家庭内不和を招く5つの習慣>として、・家事は“手伝い”だと思っている・家事の分担を明確に決めていない・“稼ぎ…