人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

自滅する若者

一応職場では機嫌良く振る舞うように気遣っているんですけどね。

「やさしいですよね」なんて言っていただけることも一度や二度ではないくらいで。

 

でも、今時の若者からすると、四十代後半の管理職と話すのは、やっぱり緊張するものみたいで・・・

「ちょっといいですか?」

「(君たちの相手するために居るんだから、この前置き、ほんと要らないんだけどな・・・)もちろん」

「○○の件なんですけど」

「うんうん」

「アレがこうしてこうなって・・・」

「うんうん」

「なのでこうなると思っていて・・・」

「うんうん」

「で、どうしましょう?」

「ん?」

「いや、アレはこういう経緯でこういうことがあって・・・」

「ん?」

「でも今はこういう実態で・・・:

「ごめん、全然わかんない」

「すいません・・・」

みたいな人がいるんです。

 

こんなにドギマギして意味不明な報告をしてくるのは、もちろん本人の能力の問題もあるのですが、俺が怖すぎるからなのか?とか、すごく心配するわけですよ。

こんな良い上司なかなかいないぜ、と言えるように努力しているつもりなんですけど、勝手に緊張して、勝手に遠慮して、結果的に失敗して、最後はメンタル病んで退職されたりしたら、もうどうしたらいいのかな、と先回りして悩むのです。

 

さっきラジオで紹介されていたんですが、成人式に自分らしい服装で参加したい、という趣旨で、自由な服装で集まる新たな成人式を催した、みたいな話がありました。

成人式は晴れ着がマナーとか言われていたとしても、好きな服装で行けばいいじゃん、それで浮くのが嫌なら行かなきゃいいじゃん、北九州の成人式とかすごいぜ、なんて思ったりして、自由なはずなのに勝手に制限を作って、挙句同調しなきゃいけないと思い込んでさらに追い込んでいく、今時の若者のメンタリティーが見えたりしたのでした。

 

もちろん大人にそういう要素があるから、若者もそうなっちゃうんですが、どうにかならんもんですかね。

まぁ、ご参考ということで。