積読在庫消化。
Kindle日替りセールでレビューが良かったので買ったのだと思う。
確かに面白かった。
複雑な問題の解決に対して、人材の多様性が有益であること、また一人の人間においても、平均値とは驚くほどバラツキのある多様性が存在すること、などをさまざまなエピソードで紐解いていく。
この手の洋書の例に漏れずまあまあ長いのだが、エピソードが面白いのでスラスラ読めてしまう。
第二次大戦中のイギリスで、ドイツ軍の暗号解読のために数学者が活躍した話は、映画にもなったので有名かもしれないが、数学者だけでもねと考えた軍の関係者が、新聞の難解なクロスワードパズルを解いた普通のサラリーマンをリクルートした話、というのは初めて聞いた。
水平思考の達人として見込まれ、一定の活躍をされたそうである。
そんな、毎日クロスワード解いてたら特殊任務が与えられるなんて楽しすぎる。
間宮林蔵ばりに早歩きをして、クロスワードをひたすら解いて、俺もスパイにリクルートされたい!
なーんてね。
でも、久しぶりにクロスワードやってみようかなと。
まぁ、ご参考ということで。