人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

俺もアメリカ人がいい

積読在庫消化。

 

数年放置していて申し訳ありません。

日替りセールで買ったんだと思うけれど、なんせビジネス英語は必要なのか?と悶々としながら、ほとんど使わずに25年働いてきたもので・・・。

 

読了して、すごくバランスの取れた良い本だと思いました。

それなりに真面目に勉強しても、字幕なしで映画を完璧に理解できるようにはなりませんよとか、闇雲にTOEICや英検を受けても意味はなくて、限りなく今のビジネスで使えるものを導き出さないとダメですよとか、地に足がついている感じがする。

 

「英語でどうやって喋るか、の前に、日本語でも何を喋るかがまとまっていない人が多い」というコメントには失笑。

ま、そんなもんです。

 

細かな英語のセンテンスなんかも紹介されているけれど、タイトル通り、アメリカ人がどんな考え方でビジネスに取り組み、働く人、特に幹部を目指す人に何を求めるか、なんていうことが紹介されている。

会議ではちゃんと発言しろとか、会議で決まったことをあとで覆すなとか、終わりの時間をきっちり守れとか、いや俺もアメリカ人がいいわーと思いました。

 

フツーにビジネスパーソンとして大事なポイントだと思いますけどね。

本当にビジネスで英語が必要な方は、一読して損はないと思います。

 

いや、ビジネスシーンでは学校で習うような表現はしないということであれば、高校生くらいの段階で正しいビジネス日本語(変な敬語表現とかではなく)とビジネス英語を同時に教えてくれるカリキュラムとかあればいいのに、って心から思いました。

まぁ、ご参考ということで。