人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

子育て

創作の源

朝、娘と共に歩きながら駅に向かい、色々と話をする。 学校では物語を作ったりするらしく、娘の作ったお話がクラスで取り上げられた、というような話を聞く。 「どんなお話?」という問いに対して語られるお話自体はまぁ、支離滅裂なわけなんだが、そこは小…

友人を選ぶ

ダンバー数って言うんだね。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E6%95%B0 人類学者のダンバーさんが提唱した数だからダンバー数なんだが。 「人間が安定的な社会関係を維持できるとされる人数の認知的な上限」と定義さ…

どんな簡単なことにも方法がある

とりあえず本の紹介から。 ブラジリアン柔術 セルフディフェンステクニック 作者:ホイス グレイシー,シャールズ グレイシー メディア: 単行本 初版は2003年という事なので、出会ったのは20代の頃。 格闘技ブーム真っ只中、それはグレイシー柔術旋風真っ只中…

道具に支配される行動

師匠が昔「認識(技)は対象物によって形成される」とおっしゃっていた。 グローブをつけてサンドバッグを殴っていればそういうパンチになるし、巻藁を素手で突いていればそういう突きになるし、人間をボコボコ殴っていればまたそういう突きになる。 それく…

視点を変える

娘を私立の小学校にいれていて、ずっと登校のお供をしてきたのである。 緊急事態宣言を受けて、時差通学のために中途半端な登校時間となり、これまでであれば自転車で駅まで送って帰宅し、そこから出社だったのが、それでは小生の出社時間に間に合わなくなっ…

仕事をどこまで頑張りますか

こんな本を読む。 「育休世代」のジレンマ~女性活用はなぜ失敗するのか?~ (光文社新書) 作者:中野 円佳 発売日: 2014/10/17 メディア: Kindle版 身近な問題として興味はあったので、Kindle日替わりセールで買っておいたのを引っ張り出してきた。 2000年代…

2020年ブックレビュー

今年はいろいろな変化があった年だったけれども、改めてこの一年で読んだ本を振り返ってみたい。 今年読んだのは150冊弱。 昨年より少ないのだが、ブログも読書も通勤の往復で行っているので、通勤が少なかったことも影響しているのかもしれない。 ビジネス…

才能との向き合い方

昨晩は娘に「モンスターズ・ユニバーシティ」を観せる。 モンスターズ・ユニバーシティ(吹替版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video あんまりネタバレになるのもアレなんだが、この映画で言いたいことは、たとえ何かの夢を諦めなければならなかったと…

44歳になりました

この歳で誕生日のエントリーもどうかと思うのだが。 せっかく当日の朝なので、思うところを。 とはいうものの、この歳になるとなかなか誕生日に期するところがないのも正直なところ(苦笑)。 仕事はボチボチ、家庭もボチボチ、今度大腸の内視鏡検査を受けるこ…

「生き物の死にざま」 読了 〜なんのために生きるのか〜

リンクはこちら。 生き物の死にざま 作者:稲垣 栄洋 発売日: 2019/09/11 メディア: Kindle版 内容は関連がないのだが、「死体格差」の連想で思わず積読在庫から引っ張り出してしまう。 元はKindle日替わりセールで非常に評価が高かったから購入している。 タ…

「君たちはどう生きるか」 読了 〜知識と経験〜

リンクはこちら。 君たちはどう生きるか 作者:吉野源三郎 発売日: 2017/08/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) というわけで、池上彰氏の解説に続いて原著を週末に一気読み。 娘に適したものならさっさと渡そうと思ったので、ちゃっちゃと読んだのだが、流…

「愛を伝える5つの言葉」 読了 〜これは凄い本かも〜

リンクはこちら。 愛を伝える5つの方法 作者:ゲーリー チャップマン 発売日: 2007/08/31 メディア: 単行本 どうした急に!と思われる選択かもしれないが、これは先日読了した「ニコイチ幸福学」で何度か引用されていて興味を持ち、検索してみたらKindle Unli…

「文部省の研究」 読了 〜昔から当たり前だと思っていることを疑う〜

リンクはこちら。 文部省の研究 「理想の日本人像」を求めた百五十年 (文春新書) 作者:辻田 真佐憲 発売日: 2017/04/20 メディア: 新書 社会学系の学びはとても好きで、大学時代の一般教養の授業で学んだ日本の近代化の流れなどは、今も記憶に残っている。 …

「モモ」 読了 〜ほろ苦い寓話〜

リンクを貼る。 モモ (岩波少年文庫(127)) 作者:ミヒャエル・エンデ 発売日: 2005/06/16 メディア: 新書 うちの8歳の娘も、そろそろミヒャエル・エンデを楽しめるかもしれないと思い、読み聞かせ用として入手。 8歳が読むのには若干漢字が難しい。 小生、粗…

「知識の殿堂」 読了 〜こういうネタで会話を繋ぐのはやめよう(笑)〜

リンクはこちら。 今すぐ話したくなる知的雑学 知識の殿堂 (彩図社文庫) 作者:曽根 翔太 発売日: 2018/10/17 メディア: 文庫 「情報は力」なんてタイトルのエントリーを書いてしまったので、積読在庫から引っ張り出してくる。 なんだ、積読で持っているとい…

「強いことにたいした意義はない。強くなろうとする心に意義があるんだ」

今日なんとなく自宅の書棚を漁り、さっと読んだ本を読み返したりした。 その中で素敵な言葉があったので、シェアしておきたい。 ちなみに書籍のリンクを貼っておく。 ゴッチ式トレーニング 作者:藤原喜明 発売日: 2018/10/19 メディア: Kindle版 「またそん…

本流で勝負しないときっと負ける

在宅時間が長くなって、Netflixなどの動画配信サービスを観ている人は多いんじゃないかと思う。 小生も3度目のNetflix加入である。 ちなみになんで3度目なのかというと、一度話題のコンテンツを観たいと思って加入し、ざっと観てしまうと他はそうでもなく止…

下手な稽古・ダメな稽古

合気道の師匠には「稽古にはやればやるほど上達する構造とダメになっていく構造がある」と説かれた。 もちろん、「やればやるほど上達する構造」に持っていかなければならないのだが、この言葉には、ただ稽古を積めば良いというものではない、という質的な要…

対話力を鍛える

小生の娘は8歳。 言葉を覚えるのは早かったし、今もってよく喋るのだが、これが猛烈にイライラさせられることがある。 娘の会話は、ダメなコミュニケーションの例が集約されているので、親としての恥を忍びつつ、大人の学びとして整理しておきたい。 ダメな…

「AI時代に輝く子ども」 読了 〜人間は回帰する〜

まずはリンク。 AI時代に輝く子ども STEM教育を実践してわかったこと 作者:中村 一彰 発売日: 2018/12/15 メディア: 単行本(ソフトカバー) 当然人の子の親として、こういう本に興味は持ってしまう。 Amazonでの評価も高かったため拝読。 STEM教育スクール…

「小学校最初の3年間で本当にさせたい『勉強』」 読了 〜「子育ての目的は幸せな思い出をつくること」〜

リンクはこちら。 小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」 作者:中根 克明 発売日: 2017/01/11 メディア: Kindle版 小学二年生の子を持つ親としては、思わず手に取らざるを得ない一冊。 Amazonの評価も高い。 作文の通信添削塾を長年営む著者による初等…