人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

本流で勝負しないときっと負ける

在宅時間が長くなって、Netflixなどの動画配信サービスを観ている人は多いんじゃないかと思う。

小生も3度目のNetflix加入である。

 

ちなみになんで3度目なのかというと、一度話題のコンテンツを観たいと思って加入し、ざっと観てしまうと他はそうでもなく止めてしまう、というのを繰り返しているから。

とはいえ、時間の経過とともにコンテンツも蓄積され、さらに言えば、より金のかかったコンテンツが増えていっているので、驚かされる。

 

Netflixオリジナルのコンテンツについては、暴力描写・性的描写が強い物が多く、小生的には好みに合わないことも多いのだが、よくできているとは思う。

で、今日もまた暇を持て余した娘に、好きなようにKidsコンテンツを見せていたのだが、自力で見つけ出した国産アニメを楽しんでいた様子。

 

しかしそれが、古い古いキャラクターのリバイバルもの。

傍で見ている人間としては、ちょっと微妙な心持ちがする。

 

かたや、金も力も使って、オリジナルのコンテンツを作ろうとしている一方で、「よくそんなの引っ張り出してきたね」という古いコンテンツの焼き直しを提供する。

焼き直しのコンテンツを作る「大人の事情」はだいたい推察できるけれど、そんな事やってたらどんどん彼我の差は開いていくんじゃなかろうか。

 

いや、実際は焼き直しを作るリソースもそれなりに使ってしまうのだから、これによって差が開かないように頑張っているというより、先行プレイヤーと正反対の方向に走ってしまって、余計距離が開いてしまう、という心配をしたほうが良いように思ってしまう。

いいものを作る、どんな仕事にも共通する、本流から逃げると、結局はつらい思いをしなきゃいけなくなると思うのだが。

 

まぁ、ご参考ということで。