人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

読書メモ2021

面白くしようとする必要はない

人前で話す機会が多い方だと思うのだが、そういう場面において、この10年くらい意識していることがある。 それは笑いを取りに行くなど、ウケを狙いに走らないことである。 人前で話す、その役割をしっかり考え、職責を果たし切ることに集中し、その役割の流…

アイデアは質より量

新規事業に携わっていると、アイデア発想のテーマはよく登場する。 新たなアイデアを生み出すのは、才能もあるといえばあるのだけれど、殆どが訓練だと思う。 普段からネタを控えておくことと、組み合わせを活用することで掛け算で増やしていくことで、ガン…

問題の見える化

こんな本を読む。 1枚で動け どんなときも結果が出せる人のシンプルな習慣 作者:伊藤 達馬 発売日: 2020/10/24 メディア: Kindle版 Kindle日替りセールで買った本だろうか。 この歳でビジネススキル向上の本はもういい加減食傷気味だし、不要なんじゃないか…

親子の実像

こんな本を読む。 はじめよう! ボクシング 作者:大橋 秀行 発売日: 2015/10/31 メディア: 単行本(ソフトカバー) ボクシングのトレーニングを始めて、色々自分でも調べているのだが、比較的メジャーで日本人世界チャンピオンも何人も輩出しているのに、意外…

物語の価値

ピアノつながりでこんな一冊。 羊と鋼の森 (文春文庫) 作者:宮下 奈都 発売日: 2018/02/09 メディア: Kindle版 ピアノの調律師になった若者の成長物語。 本屋大賞なんかも獲得したらしく、レビューが高かったものを日替りセールで入手して積読していた。 ピ…

これを聞け

昨日に続きピアノ繋がりで積読の一冊を読む。 アルゲリッチとポリーニ~ショパン・コンクールが生んだ2人の「怪物」~ (光文社新書) 作者:本間 ひろむ 発売日: 2020/01/24 メディア: Kindle版 タイトルの通り、著名で対照的な二人のピアニストの評伝、とい…

好きなことと人生を歩む

kindle日替わりセールで高い評価だった本書を買って読む。 ヤクザときどきピアノ 作者:鈴木 智彦 発売日: 2020/03/31 メディア: Kindle版 ヤクザ専門のライターである著者が、50歳にしてピアノを始めるというセルフドキュメント。 著者のライターとしての緻…

そんなに危ういなら、やらないほうが良いのでは

こんな本を読む。 9割の会社が人事評価制度で失敗する理由 作者:森中 謙介 発売日: 2019/08/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) 売り文句だからさ、まぁいいんだけど。 小生が経営者だったら、1割の確率に掛けて、成功すると言われるコンサルタントを雇う…

頑張りが道を拓く

こんな本を続けて読む。 世にも奇妙なニッポンのお笑い NHK出版新書 作者:チャド・マレーン 発売日: 2017/12/15 メディア: Kindle版 落語関係が続いたので比較文化論的に、という程度のきっかけ。 タイトルほど批判的なニュアンスはなく、全体に著者のニ…

伝統こそ革新を必然とする

先日に続きこんな本を読む。 21世紀落語史~すべては志ん朝の死から始まった~ (光文社新書) 作者:広瀬 和生 発売日: 2020/01/24 メディア: Kindle版 稀代の名人、志ん朝が若くして亡くなった後の落語界の動きを追った評論である。 表紙のビジュアルが凄い…

落語が教養ねぇ…

こんな本を読む。 ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語 作者:立川 談慶 発売日: 2020/01/07 メディア: Kindle版 落語は聴いている方だと思う。 子供の頃から演芸番組をやっていればぼちぼち見たし、数年前はAmazonのオーディオブックサ…

遊びにこそ本質がある

こんな本を読む。 高校生のためのゲームで考える人工知能 (ちくまプリマー新書) 作者:三宅陽一郎,山本貴光 発売日: 2018/04/20 メディア: Kindle版 高校生じゃないんだが、以前のKindle日替りセールで高評価だったので買っておいた本。 実は昔、ゲーム制作会…

ちゃんと勉強しておこう

こんな本を読む。 人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~ 作者:海老原 嗣生 発売日: 2021/04/01 メディア: Kindle版 最近だと「ジョブ型」なんだけど、懐かしいところでは能力主義・成果主義とか、人事の世界では流行り廃りが沢山ある。 そしてそれは中…

スポーツビジネスへのあこがれ

昔から一度でいいからスポーツビジネスに関わってみたいという気持ちがある。 「マネーボール」を観たからか「ゴールは偶然の産物ではない」を読んだからなのか。 いや、身近に関わったことのある人がいて、その話が面白かったからだったか。 それはともかく…

よくわからんがとにかくすごい

文章力は仕事の能力に直結すると思っている。 伝わる文章を書けて初めて人に伝えることができるし、そこまでまとめるだけの思考力や、不要な部分を切り捨てる決断力も必要。 さらに、記録として残る文章としての特質を踏まえて、相手にとって快適ではない内…

明らかに違う

生前、師匠に言われたものである。 「時代劇に出てきた『お主、できるな…』というセリフ、昔の武士は見た目で相手の力量がわかる、あの能力がなければ生き残れなかったんだよ」と。 明らかに強そうというマッチョな感じは日本人的な美的感覚からズレるように…

戦略的な失敗

こんな本を読む。 サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質 才能が開花する環境のつくり方 作者:菊原志郎,仲山進也 発売日: 2019/11/30 メディア: Kindle版 子育てに勤しむ一人の父親として、管理職として、ここしばらくは育成に感心があり、特に身近な…

偉い人の話

エージェント業をやっていて一番良かったことは、一定の成功を収めた人から直接仕事の話を聞けることだ。 もちろん失敗談も聞くけれど、仕事の成功体験を聞くのは無茶苦茶楽しい。 仕事に向き合う姿勢。 どのような工夫、努力をしたのか。 勝負を決めたポイ…

何を求める?

こんな本を読む。 会社では教えてもらえない 仕事がデキる人の資料作成のキホン 【会社では教えてもらえないシリーズ】 作者:永田 豊志 発売日: 2017/06/02 メディア: Kindle版 著者はお仕事でお世話になった永田さん。 もう何冊も著作は読んでいるけれども…

ヒントはどこにでも

アイデア出しにはコツがある。 仕事柄、人よりこなしてきた方だと思うけど。 大前提として「溢れてくるまでインプットする」というのがある。 日々、より良くあろうと考えながら一生懸命仕事に取り組んでいれば、いくらでもアイデアは出てくるけどね。 それ…

ハインリッヒの法則

ハインリッヒの法則、ご存知でしょうか。 www.hrpro.co.jp 一つの重大事故の裏側には、30の軽微な事故、300のヒヤリハットが潜んでいる、というアレである。 何かのインシデントに激怒していてはダメで、その事故の裏には構造的な問題が潜んでおり、熱くなっ…

感性は磨ける

こんな本を読む。 奥の細道―マンガ日本の古典 (25) 中公文庫 作者:矢口 高雄 発売日: 2001/04/01 メディア: 文庫 小学三年生の娘と会話をしていて俳句の話になったのだが、はて、有名な芭蕉の俳句が思い出せない(苦笑)。 これはイカンということで本でも読も…

武器は何だ

こんな本を読む。 その仕事、全部やめてみよう――1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」 作者:小野 和俊 発売日: 2020/07/30 メディア: Kindle版 普通に面白いビジネス書だけれども、特別真新しい内容が書いてあるとは思わない。 というより、よく言われて…

続けられるのも運がいる

昨晩妻と話をしていて、娘のバレエスクールに所属している中学生のお姉さんの話題に。 部活で怪我をして、1年間リハビリをしつつ、週一でバレエスクールを続けているとのこと。 そういえば、大きくなって中学校の部活や体育の授業で怪我をして長期離脱する子…

勇気を持って短くする

文章をシンプルに解りやすくしていく行為は、非常に高度なことだ。 新規事業のプレゼンはパワーポイントで行われることが多いけれど、スライドのメッセージをどうやって研ぎ澄ませるのか、そこは非常に緻密な思考と厳しい意思決定が必要である。 短く強いメ…

こんな仕事がしたい

友人のFacebook投稿で目にして、思わず読んでみる。 ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版] (中公新書) 作者:服部正也 発売日: 2014/07/11 メディア: Kindle版 読みだしてから知ったのだが、時期としてはちょっと前。 服部氏の在任は1966年から71年とのことなの…

厳しい状況を覚悟せよ

たまたまだがこんな本を読む。 自衛隊メンタル教官が教える 折れないリーダーの仕事 作者:下園壮太 発売日: 2017/03/24 メディア: Kindle版 管理職・リーダーとしての役割を考える上で、レビューの高かった本書を参考にしようと思い手に取る。 内容は一気通…

KPIを発見する

こんな本を読む。 最高の結果を出すKPIマネジメント 作者:中尾隆一郎 発売日: 2018/06/22 メディア: Kindle版 はじめに言ってしまうと凄く良い本である。 明快で普遍的、使いやすく読みやすいビジネス書。 流石あのリクルートで多くの人が教えを乞うたと…

行ってみて、やってみて

こんな本を読む。 怪獣記 (講談社文庫) 作者:高野秀行 発売日: 2016/05/13 メディア: Kindle版 ただの個人的趣味の読書なんだが。 トルコの湖で目撃談がある怪獣の捜索に挑んだ(?)ルポルタージュ。 高野氏の珍道中が面白いので選んだだけで、特に狙いはな…

埋もれた名著

こんな本を読む。 ナンバーワン企業の法則―勝者が選んだポジショニング (日経ビジネス人文庫) 作者:M.トレーシー,F.ウィアセーマ メディア: 文庫 ちょいと仕事の関連で古い本を探し求め、やっと辿り着いた一冊。 元は20年ちょい前にアメリカで出版されていて…