この歳で誕生日のエントリーもどうかと思うのだが。
せっかく当日の朝なので、思うところを。
とはいうものの、この歳になるとなかなか誕生日に期するところがないのも正直なところ(苦笑)。
仕事はボチボチ、家庭もボチボチ、今度大腸の内視鏡検査を受けることになってしまったが体調もボチボチ。
しかし仕事に関していうと、「折り返し地点」を過ぎたと最近明確に意識している。
折り返したばかりだから、まだまだラスト10キロのスパートに余力を残さねばならないのだが、後進の育成含め、「何を残すか」「どのような去り際を作るか」ということを考える。
子育ても娘ひとりだから、9歳にもなると大したドタバタはなく、いよいよ手が離れたらどうするかを考えるようにもなった。
年齢を考えれば、住み替えてもあと一回、車も買い替えてもあと二回か?と思うと、「やり残したことはないか」というのを否応なしに考えさせられる。
そんなこんなを踏まえると「人生100年時代」などとはいうものの、人生折り返してきたなと思う。
残り短くなってしまったという焦りより、悔いなく前半を終えられたと思えることに、深く幸せを感じている。
そういえば没年44歳の人って誰かなぁとなんとなくググる。
スケールや風格の違いが身につまされるが、まぁ頑張りますわ。
こちらは43歳と44歳を跨ぐタイミングで読んだ一冊。
短い章を紡いで、世界の考古学の現場にまつわるエピソードを興味深く紹介している。
フリーランスのワーキングスタイルを続けながら、趣味で考古学なんていう生涯現役の晩年もいいかもね。
マスター・キートンとかインディ・ジョーンズみたいに。
まぁ、ご参考ということで。