娘が学校のイベントで、劇団四季の公演「美女と野獣」を観てきた。
さぞかし感動したのだろうと思いきや、ウチの娘的にはイマイチだったらしい。
席がよくなかったというのもあるのだが、感動して泣いた同級生も居たそうだから、娘の感性による。
曰く、すごいセット、すごい演出を観るんだったら、アニメ版か実写版の映画でいいじゃないか、と。
いや生歌は素晴らしいんだけども、と。
娘としては先月観た能楽(演目は「葵上」)の方が、よほど想像力を刺激される、ということだったらしい。
「お前は小林秀雄か!」と、あってるかあってないかわからないツッコミを心で呟くも、いつのまにか完全に日本人の感性になっとるなぁと感心したのであった。
能楽の舞台というのは美しいのだが、何もない。
どんな演目でも、背景は松の絵(国立能楽堂)。
そこで展開される物語り、それも古語で話され、完全についていけているとは言い難い中で、自分の頭の中で情景を描いていく。
そりゃ高度な芸術ですよ。
それが楽しめるというのは素晴らしいことだと、親ながら思うのだが、友達と話す時は気をつけろよ、娘。
そしてそのまま突っ走れ。
まぁ、ご参考ということで。