人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

友人を選ぶ

ダンバー数って言うんだね。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E6%95%B0

 

人類学者のダンバーさんが提唱した数だからダンバー数なんだが。

「人間が安定的な社会関係を維持できるとされる人数の認知的な上限」と定義され、150人というのが知られているが、100〜250の間というあたりらしい。

 

要するに親しさを維持できる人間関係の数ということだ。

血族・姻族がいて、職場の仲間がいて、趣味の仲間、学生時代からの友人…と数えていけば、150人なんてすぐに埋まる、という人も多いと思う。

 

血族・姻族・職場の仲間については、あまり選択の余地がないかもしれないから、残りの枠はそれ以外となるわけだが、その少ない枠をどんな人たちで埋めるのか。

できれば、自分の好きな人、お付き合いを続けることで自分自身が成長できて、相手にもポジティブなフィードバックができる人、そんな人たちで埋めていきたい。

 

なんとなく目の前にいる人、なんとなく関係が続いている人で150人を埋めるのはもったいない。

自分勝手な論理かもしれないが、人間関係というのは人生そのものだったりもするから、良い友人を選ぶべき。

 

「自分に意地悪をした人間が謝ってきたとしても、別に友達になる必要はない。そいつは許すだけでいいから、150人のリストは大事な友達で埋めておけ。」なんていうラジカルなことを娘にアドバイスする悪い父親なのであった。

まぁ、ご参考ということで。