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どうした急に!と思われる選択かもしれないが、これは先日読了した「ニコイチ幸福学」で何度か引用されていて興味を持ち、検索してみたらKindle Unlimited対象だったので、そのまま継続して読んだ流れ。
なかなか濃厚なタイトルだが、これは著者がアメリカ人の牧師で結婚カウンセラーという経歴からだろう。
著者の主張によれば、人間には愛情を感じるパターンが5つある(=5つの言葉)。
パートナーのパターンを理解し、それに沿った愛情表現をしなければ、結婚生活をいくら頑張ったところで心は離れていくのだそうである。
ちなみに、恋愛は2年しか持たない動物的反応であり、結婚は生涯をかけて愛情を注いでいく献身的努力と位置づけられており、キリスト者らしい。
さて、その5つの言葉、愛情を感じるパターンであるが、小生なりの表現で説明させていただくと、
・肯定的な言葉(褒め言葉)
・体験の共有
・プレゼント
・お世話(家事も含む)
・身体的接触
となる。
小生は多分、肯定的な言葉か身体的な接触のタイプで、妻は体験の共有だと思う。
妻は小生が仕事から早く帰ると小生が思うより喜ぶし、小生が休日に不在にすると嫌がるとか、プレゼントは、ほぼ不要(効果があまりない)で、家事に関しては「やらないよりマシ」という程度、みたいな感じである。
この理屈は子供にも通用するそうで、うちの娘は身体的接触と体験の共有。
わかりやすい。
学術的な根拠も大規模統計調査もなく、専ら著者の経験知によるのだが、やたらと説得力がある。
アメリカでは圧倒的な支持を誇るようで、それだけ効果のあるコンセプトということなのかもしれない。
大切な人とどうもギクシャクする、という悩みを持っている人は、一度手に取ってみてはとお勧めしたい。
まぁ、ご参考ということで。