人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

サラリーマンと国際情勢

Kindle日替りセールでこんな本を読む。 インテリジェンスで読み解く 米中と経済安保 作者:江崎 道朗 扶桑社 Amazon 社会人一年目の銀行員時代の研修で、為替部門の偉い人が語る、国際政治が如何に日々の生活に関わっているか、という話に感銘を受けて以来、…

かばんが先、荷物があと

前もこんな話は書いたと思うんだけど、生活とともに荷物って増えていく。 ひょっとしたら減っていく人もいるのかもしれないけれど、小生の場合は増えていく。 増えた持ち物を格納するために、当然のごとくかばんも大きくなっていく。 気がつけば小旅行という…

生き字引というキャリア戦略はあり得るのか

一つの会社にいると、辞めていく人たちとそれなりの人数で行き交うことになる。 まれに退職率一桁%の下の方、下手したら1%を切る会社もあるようだが、それでも定年退職を迎えられる方々とかがいらっしゃるわけで。 大概の会社であれば、3年もすると知って…

怒りの力

うつを治す本を読んで、流れでこんな積読在庫を手にする。 強迫症を治す 不安とこだわりからの解放 (幻冬舎新書) 作者:亀井 士郎 幻冬舎 Amazon 精神科医の立場で強迫症に罹患し、その道の専門医にかかって治癒した著者と、その専門医の共著による本。 まず…

新しい時代の新しいビジネス

ランニング関連でこんな本を買って読む。 www.trexrunlab.com 内容はまぁ、セルフコーチングのノウハウを著者のランニング経験と交えて熱く語るという本で、ランニングを真剣に頑張りたい人にしか刺さらない内容だと思う。 メンタルコーチング的なテクニック…

希望の書

Kindle日替りセールでこんな本をポチって読む。 元サラリーマンの精神科医が教える 働く人のためのメンタルヘルス術 作者:尾林誉史 あさ出版 Amazon まぁ、タイトル通りの本ではあるけれども、小生と年代が近いこと、元リクルートあたりが気になって購入。 …

秘密特訓、あるいは山籠り

娘はそこそこ足が速いようなのだが、もっと頑張りたいと言うので、こんな本を買って読む。 走り革命理論 今まで誰も教えてくれなかった「絶対に足が速くなる」テクニック 作者:和田 賢一 KADOKAWA Amazon 実は毎週、娘の足が早くなるようにランニング練習に…

老後に備えて趣味を持つ?

なんの気無しにこんな本を買う。 「エスプリ・ド・ビゴ」藤森二郎のおいしい理由。パンのきほん、完全レシピ (一流シェフのお料理レッスン) 作者:藤森 二郎 世界文化社 Amazon もとを正せばカミさんが好きで見ていたのにご一緒するようになったのが始まり。 …

世界は良くなっている

読まなきゃと思っていた積読のベストセラーにやっと手を出す。 FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド 日経BP Amazon ビジ…

一通り軽く納められる貴重さ

積読だったこんな本を読む。 カラー版 マンガでわかる 事業計画書のつくり方 西東社 Amazon 仕事で改めて事業計画に取り組まなきゃいけなくて、どんな項目で作るべなぁ、なんて書き出しつつ、世の事業計画はどんなこと書いているんだっけなと、おさらいがて…

ジェネレーションギャップの極地

知人がSNSで紹介していて「これは!」と思ったので読む。 先生、どうか皆の前でほめないで下さい―いい子症候群の若者たち 作者:金間 大介 東洋経済新報社 Amazon やる気が無いわけではないんだけど、放っておいたらなんのアウトプットも出してこないし、あれ…

パズルのピース

ビジネス書にもちょっと食傷気味だったので、近所の図書館でこんな本を借りて読む。 湖畔荘 上 (創元推理文庫) 作者:ケイト・モートン 東京創元社 Amazon 湖畔荘 下 (創元推理文庫) 作者:ケイト・モートン 東京創元社 Amazon たまにはミステリーでも、と思い…

生存者バイアス

Kindle日替りセールでこんな本を買って読む。 Work in Tech!(ワーク・イン・テック!) ユニコーン企業への招待 作者:森山 大朗 扶桑社 Amazon 著者には遥か昔に一度お会いしたことがある。 本当にそれだけなので、会ったことがあるから本書を手にしたわけで…

POCの地獄

SNSで本書の激しいレコメンドを目にして思わずポチって読む。 リーンマネジメントの教科書 あなたのチームがスタートアップのように生まれ変わる 作者:細野 真悟 日経BP Amazon ビジネス書にはちょっと食傷気味だったんだけどなぁと思いつつ、今回は存外のヒ…

変化がないのもまた強み?

極めて個人的でどうでも良い話なのだが、ここ数年もう少し体重を落とせないかなと、あれこれ工夫している。 標準体重で体脂肪率は11%なので、あまり痩せる余地がないのだが、あと2kg絞れると結構締まった感じになるかなぁ、というだけなんだけれども。 で、…

フィードバックの重要性(井上尚弥戦雑感その2)

未だボクシングの話を引っ張るのかと…(笑)。 一昨日の井上尚弥であるが、1R終了間際にバチンと右ストレートが入ってダウンを奪ったのは昨日も書いた通り。 試合後のインタビューでは、入った瞬間の手応えはあまりなかったものの、ラウンド間の休憩時間に会場…

偶然性の必然性(井上尚弥戦雑感)

見ましたよ〜、井上尚弥×ノニト・ドネア戦。 1R開始から積極的に距離を詰めるドネアに、ちょっと不用意なんじゃないかと思いつつ、でも前回の記憶があるからいまさら距離を測る必要はないのか…なんて見ていたのだが、ラスト数秒のところで井上の右ストレート…

業務と育成

日本の会社というのは、右も左も分からない学生を採用して一人前に仕立てるという素敵な仕組みがある。 自分もそうやって育ててもらった。 育てる側に回って、つくづく難しい仕組みだなぁと日々感じている。 いま、目の前に達成しなければならない業務がある…

なんのための教養か

Amazonさんにおすすめされたのでこんな本を読む。 おとなの教養3 私たちは、どんな未来を生きるのか? (NHK出版新書) 作者:池上 彰 NHK出版 Amazon シリーズ3冊目で、全2冊はしっかり読んでいる。 相変わらず池上さんの本はわかりやすく読みやすい。 今…

サプライチェーンの綻び

今時Amazonでお買い物をするのは一般的なんじゃないかと思う。 小生は割と宅配ボックスへの配達指定をすることが多いのだが、この一年くらいで誤配達を二回経験している。 「届けた」とステータスが変更されているのに、宅配ボックスを見ても何もない。 Amaz…

その1秒をけずりだせ

「その1秒をけずりだせ」は、箱根駅伝常連校、東洋大学陸上競技部長距離部門のスローガン。 いやほんと、大事だし熱いね。 普段の生活から1秒1秒を大事にせよ、という教えは禅宗の「典座教訓」にも通じるものを感じる。 生活の中の、特にルーチンで取り組む…

複雑なものを複雑なまま理解する

積読在庫からこんな本を読む。 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方 作者:ドネラ・H・メドウズ 英治出版 Amazon ビジネス書に食傷気味だったので、少し離れて教養・科学寄りの高レビュー在庫を引っ張り出した次第。 ちょっと長…