人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

かばんが先、荷物があと

前もこんな話は書いたと思うんだけど、生活とともに荷物って増えていく。

ひょっとしたら減っていく人もいるのかもしれないけれど、小生の場合は増えていく。

 

増えた持ち物を格納するために、当然のごとくかばんも大きくなっていく。

気がつけば小旅行というような格好で通勤電車に乗っている。

 

で、当然重い。

「鍛錬だ」と思えば思えなくもないが、会社に向かうタイミングで「あぁ、やだな」と思う要素は極力減らしていきたいもの。

 

必要な荷物を品定めし、ひょっとしたらというものまで準備していくと、気がつけば出現頻度が半年に一回あるかないか、というものまでかばんに紛れ込んでいるので、その様な事態になっていくのであるが、順番が逆なのである。

ミニマルなサイズのかばん、パンパンにしてもそれほど重くないサイズで、絶対に入れていくものだけは入るサイズのかばんをまず先に準備し、そこに入れるべき荷物はなにか、を考えないと、いつものパターンに戻っていくのだ。

 

家もそう。

好きな間取り、心地よいサイズがまずあって、そこになくてはならないものを納めていく。

 

そんなこと言ったらオフィスだって、ひょっとしたら経営の考え方だってそうかも知れない。

会社の器が先にあるので、そこに最低限必要な人だけ入れていく。

 

最低限だと不便なことが多いけれど、重くなったほうが大変だし、取り返しがつかないことも多い。

時折振り返らないと、知らず知らずのうちにかばんが重くなってしまったりするので、改めて自戒を込めて。

 

まぁ、ご参考ということで。