人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

サラリーマンと国際情勢

Kindle日替りセールでこんな本を読む。

 

社会人一年目の銀行員時代の研修で、為替部門の偉い人が語る、国際政治が如何に日々の生活に関わっているか、という話に感銘を受けて以来、国際政治は色々とウォッチしてきた。

日経新聞には、本当に通り一遍のことしか書いていないので、「選択」「FACTA」や英字メディアまで購読したりね。

 

最近は溜池通信

tameike.net

というニュースレターを読んでいるのと、こうやって海外情勢を分析されている本を、硬いものから柔らかいものまで読むくらいだけど…。

本書はどちらかと言うと右寄り(?)の評論家による解説書。

 

意外とみんな真面目に読まない国内外の公文書を丁寧に紐解き、「ほらここにちゃんと書いてあるだろ」といった感じで米中、そして自民党の対外政策のスタンスを解説してくれている。

ちょっと冗長、迂遠な感じがしなくもないが、なるほどそうなんだ、というところも数多くある。

 

この手の本は出版されたタイミングでさっさと読まないと、状況が大きく変化してしまうことがあるのだが、小生と本書の出会いもそれで、日替りセールで出会って割とすぐに読みだしたものの、ウクライナ情勢前の本ということもあり、ウクライナ語の著作を是非読んでみたいと思ってしまった。

こういう話は日々アップデートしておかねばと、意を新たにした次第。

 

まぁ、ご参考ということで。