人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

変化がないのもまた強み?

極めて個人的でどうでも良い話なのだが、ここ数年もう少し体重を落とせないかなと、あれこれ工夫している。

標準体重で体脂肪率は11%なので、あまり痩せる余地がないのだが、あと2kg絞れると結構締まった感じになるかなぁ、というだけなんだけれども。

 

で、その2kgが全然落ちないのである。

かつては糖質制限してみたり、16時間断食をしてみたりして、その瞬間1kgくらい落ちたかな?くらいで結局もとに戻る。

 

最近では月間300km走る生活を半年続けてまた戻したり、筋トレの量を増やしてみたり、挙句の果てにはあれだけ飲んでいたお酒を止めたりしているのだが、小生の体重は頑として揺るがない。

ここまで強力なホメオスタシスも凄いなと、我ながら感心するやら呆れるやら。

 

こんなに難しいもんかねぇと、あれこれ考えたのだが、ふと昨晩気づく。

これだけ環境に変化を加えたり、ストレスを加えても影響がない身体というのは、それだけ抵抗力があるということではないか。

 

ここ5年で熱が出たのが1度、娘がコロナに感染してもなんともなく、トレーニングの疲労や二日酔いはあっても、体調が悪かった記憶がしばらくないという45歳の強力な免疫は、このホメオスタシスによるものなんじゃないかと。

そう思うと、今がベストと言えるのかもしれない、なんて。

 

変にダイエットとか食事制限なんか考えないで、粛々とトレーニングをし、質の悪い食事をしないように心がければ良いのかなと。

世の中、変化することを推奨する向きが多いけれども、全く変化がないというのもまた凄いことだったりすることもあるので、どちらかというとそっちに光を当てるべきなのかなぁなどと思った次第。

 

ほら、同じ味で何十年と続けるラーメン屋も、実は日々創意工夫を重ねているのだ、なんて話があるじゃないですか(笑)。

ビジネスも人生も、取り組むべきは変わらないための努力ということもあるんじゃないかと。

 

まぁ、ご参考ということで。