人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

一通り軽く納められる貴重さ

積読だったこんな本を読む。

 

仕事で改めて事業計画に取り組まなきゃいけなくて、どんな項目で作るべなぁ、なんて書き出しつつ、世の事業計画はどんなこと書いているんだっけなと、おさらいがてら読んだ次第。

本書は、商売を始めようという人が金融機関からお金を引っ張るための事業計画の指南書、という感じなので、収支や返済計画なんかも入っているタイプ。

 

そうだ、事業計画も示す相手、求めるゴールによって違うよな、なんて今更思い返したり。

なので、本書自体はこれから商売を始めようという人には良いテキストだろうと思う。

 

マンガは程々に、文章での説明がたくさんあるんだが、いわゆるビジネス基礎知識的な理論も一通り解説してくれている。

4PとかPEST分析とか5Forceとかなんやかんやと…。

 

さらっと知識で理解して、クロスSWOTがすぐできるようになるとはとても思えないが、でも一冊の本で全部盛りを実現しているのは価値があると思う。

なんかこう良心というか、ちょっとでも役に立つものを、無理があるんだけど全てを伝えたい気持ちというか、そんな雰囲気を感じるのであった。

 

基本は良いよね、ホント。

そんなことを感じる一冊なのであった。

 

まぁ、ご参考ということで。