Kindle日替りセールでこんな本をポチって読む。
まぁ、タイトル通りの本ではあるけれども、小生と年代が近いこと、元リクルートあたりが気になって購入。
なんでもサラリーマン時代に、同僚について行って出会った産業医があまりに酷い対応で、著者は将来に悩んでいたこともあり、サラリーマンを辞めて産業医になることを決意したそうである。
そんな出自だから、メンタルヘルスに悩む人に対する真剣度合いはかなりのもの。
うつ状態の患者に対して「必ず良くなります、前より良くなります」と言い切ってしまう。
医療という領域の特性を踏まえると、そんなこと言っちゃいけないんじゃないかと思うが、それでも言い切ってしまう。
で、主にうつ状態になった患者がどのような経過をたどって快方に向かっていくのか、丁寧に解説してくれていて、よくある疑問にもしっかりと回答があるので、「あぁ、うつは治るんだなぁ」と素直に感じられる本になっている。
幸いにして、メンタルをやられるような事態にはご無沙汰であるが、もし困ったときには拠り所になる本だと思った。
サラッと読めるので、気軽に手にしても良いのではないか。
まぁ、ご参考ということで。