人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

知識・技術・意識

こんな本を読む。 仕事を教えることになったら読む本 作者:濱田 秀彦 アルク Amazon Kindle日替りセールでレビューも高かったので購入したのだが、これは唸らされる本だった。 研修講師として長年の実績がある著者によるタイトル通りの本なのだが、教えると…

よく話を聞き理解すること

積読だったこんな本を読み、 決戦前のランニングノート 大迫傑が考案したランニングノート付 作者:大迫 傑 文藝春秋 Amazon 遡って以前読んだこちらも読む。 走って、悩んで、見つけたこと。 作者:傑, 大迫 文藝春秋 Amazon ついこの間のオリンピックに向け…

問題を騒ぎすぎても

国際比較関連でこんな本を読む。 「日本」ってどんな国? ──国際比較データで社会が見えてくる (ちくまプリマー新書) 作者:本田由紀 筑摩書房 Amazon ちくまプリマー新書は、大体高校生くらいの読書をターゲットに、噛み砕いた説明と「お前ら頑張れよ」とい…

性別に関係なく

Kindle日替りセールでレビューが高かったこんな本を読む。 女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち (幻冬舎新書) 作者:ブレイディみかこ 幻冬舎 Amazon タイトルに「女たちの」とついているので、そういう本ではあるのだが、「女たちの」という…

「しつけ」のヒント

こんな本を読む。 5Sのすすめ方 [図解でわかる生産の実務] (図解でわかる生産の実務) 作者:越前 行夫 日本能率協会マネジメントセンター Amazon 職場の本棚を年末に整理していたので、引き取らせてもらった一冊。 5Sという言葉は知っていたし、メーカーの考…

思想の時代性

文化人類学系の繋がりでこんな本を読む。 気流の鳴る音―交響するコミューン (ちくま学芸文庫) 作者:真木 悠介 筑摩書房 Amazon これもKindle日替りセールでレビューが高かったので購入。 社会学系のエッセイという感じで、ネイティブアメリカンのシャーマン…

見切り千両

こんな本を読む。 経営に終わりはない (文春文庫) 作者:藤沢 武夫 文藝春秋 Amazon 小生、就職活動をするときに、なんとなく「大番頭」「参謀」みたいな社会人を目指そうかなぁと思って、銀行に入ったのである。 そんなわけだからホンダの大番頭の藤沢氏のこ…

かなり危険な読書

続けて「学びのきほん」繋がりで積読在庫からこんな本を読む。 「読む」って、どんなこと? NHK出版 学びのきほん 作者:高橋 源一郎 NHK出版 Amazon これは危険な本であった。 ライトなふりして毒が強い。 まず小学校の国語の教科書を取り上げ、そこでは読み…

関係性なしに存在はできない

異文化にインスパイアされてこんな本を読む。 はみだしの人類学 ともに生きる方法 NHK出版 学びのきほん 作者:松村 圭一郎 NHK出版 Amazon まぁ、「学びのきほん」なんていうサブタイトルがあるくらいなので、かなりライトな本。 文化人類学者によるエッセイ…

フロンティアは作れる

なんとなく積読在庫をひっくり返す。 バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) 作者:前野 ウルド 浩太郎 光文社 Amazon 新書大賞を受賞したり、ニコニコ超会議にも登壇したりしたそうなので、ご存知の方も多いかもしれない。 アフリカで甚大な農業被害をもた…

行動変容の手掛かり

こんな本を読む。 医療現場の行動経済学―すれ違う医者と患者 作者:大竹 文雄,平井 啓 東洋経済新報社 Amazon 出会ったきっかけはKindle日替りセールだと思う。 レビューは高く評価するものとそうでもないものとまちまちだったが、興味を持ったのでポチる。 …

円錐角膜キャリアの40代男性がICL手術を受けた話

小生、20歳ごろに円錐角膜という眼の希少疾患の診断を受けてから二十数年、ハードコンタクトで矯正し視力を得てきた。 円錐角膜というのは原因不明で発症率は1000分の1、角膜下部が膨らんでいくことで不正乱視になるという病気である。 ※参照 https://www.na…

健全な精神は健全な組織に宿る

こんな本を読む。 失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 作者:マシュー・サイド ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon Kindle日替りセールで買ったんだと思うけど、レビューも高評価だったし、紙の本が職場の同僚の机にあるのを見たりもし…

読めば読むほど賢くなる?

こんな本を息抜きに読む。 頭は「本の読み方」で磨かれる―――見えてくるものが変わる70冊 作者:茂木 健一郎 三笠書房 Amazon Kindle日替りセールで買ったのだと思うけれども、次に読む本のブックリストになれば、という意味合い。 読書家でランナーとしても知…

禁断の読書

こんな本を読む。 社会心理学講義 ──<閉ざされた社会>と<開かれた社会> (筑摩選書) 作者:小坂井敏晶 筑摩書房 Amazon これもきっとKindle日替りセールで遭遇し、やたらレビュー評価が高かった一冊なんだと思う。 何の気なしに引っ張り出して読んだけれど…

折れない心とユーモアと

最近話題になったこともあり、積読在庫からこんなのを引っ張り出す。 ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書) 作者:大鐘 良一,小原 健右 光文社 Amazon まさにタイトル通りの本で、NHK取材班がJAXAの選抜試験と候補者に密着した記録。 なるほどこんな…

いろんな見方があって良いけれど

こんな本を読む。 日本人が誤解している東南アジア近現代史 (扶桑社BOOKS新書) 作者:川島博之 扶桑社 Amazon 多分Kindle日替りセールで登場し、レビューの評価が高かったので買ったのだろう。 今このタイミングで読んだことにあまり意味はないのだが。 …

新しい資本主義とは

こんな本を読む。 つくられた格差~不公平税制が生んだ所得の不平等~ 作者:エマニュエル・サエズ,ガブリエル・ズックマン 光文社 Amazon どこかの国の首長が「新しい資本主義」なんていうことをおっしゃるものだから、思わず積読在庫の中から関わりがありそ…

トレーニング、してますか

先日の「サボリ筋トレーニング」に続き、同じ著者の本を読む。 関トレ 関節トレーニングで強いからだを作る 作者:笹川 大瑛 朝日新聞出版 Amazon こちらの方が先に出た本というか、まあデビュー作なんだね。 正直「サボリ筋トレーニング」の方が、ビジュアル…

想いを伝える

こんな本を読む。 伝えることから始めよう 作者:高田 明 東洋経済新報社 Amazon 本当は2021年最後から2番目の読書だったんだけれど。 多分Kindle日替わりセールで買ったんだと思う。 ジャパネットたかたで物を買ったことはないけれど、当然高田社長のことは…