人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

よく話を聞き理解すること

積読だったこんな本を読み、

遡って以前読んだこちらも読む。

 

ついこの間のオリンピックに向けて、何を考え、何に取り組んできたのか、本人の等身大の言葉で綴られていて、とても面白かった。

ありのまま感で言えば、香川真司選手の本に近いけれども、大迫傑選手(選手?さん?呼び捨て?)の方が簡潔である。

 

それにしても、賢い人なんだろうなぁと思う。

ランニング、特にマラソンという競技が、とことん自分と向き合い、追い込む競技だから、というのもあるせいか、深く思考している跡が見られるし、オリンピックの準備と並行して、その先のプロジェクトの仕込みを行なっているところなんかは、なかなかの才覚だと思う。

 

これで本人のことを理解したというのもおこがましいのだが、ファン(?)を自認するのであれば、著書の一冊二冊は読んでおかないとね。

自分の身の回りにいる人一人一人に対しても、それくらい謙虚に理解するよう努めたいものです、はい。

 

しかし、ランナー目線でも本書を読んでいるわけだが、よく距離を積むなと。

トップアスリートの中でも相当練習量をこなしている人のようだけれども、月間で800キロくらい。

 

追い込む練習も交えて、しかも高地トレーニングで、なので、すごいことですよ。

一方でレースに出れば三日位ダメージを引きずっていたりと、その辺はトップアスリートでもそうなんだなぁ、と変に感心したり。

 

いや、俺も頑張ろ。

まぁ、ご参考ということで。