こんな本を読む。
本当は2021年最後から2番目の読書だったんだけれど。
多分Kindle日替わりセールで買ったんだと思う。
ジャパネットたかたで物を買ったことはないけれど、当然高田社長のことは知っているわけで。
彼自身の自伝であり、経営論、人生論、コミュニケーション論であるのが本書。
読んでいて、あのハイトーンボイスが聞こえてくるようだが、本書には普段の喋りはもっと低くてゆっくりであるとの記述。
とても気になる。
それはともかく、印象に残る、とても良い本だった。
なんとなく元気が出るというか、「いまここ」を一生懸命努力し、相手に熱意を持って語りかければ人生は拓けるんだよ、そんなメッセージが伝わってくる。
高田さんという人は、結構な勉強家、努力家なんだなぁというのが本書から伝わってきて、それもまた好感を持ったポイントなのかもしれない。
それにしても、まさかあの商品紹介が世阿弥の「風姿花伝」から来ているとは。
「風姿花伝」も是非読もうと思った次第である。
そして、営業を長く経験してきたからこそわかるんだけれど、商品の良さを理解し、その良さが一番刺さる人に一生懸命伝えることの大事さ、その醍醐味。
販売、営業を日々の仕事にしている人には、特に響くんじゃないかな。
思いの外、良い本を引きました。
まぁ、ご参考ということで。