人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

会議のお作法

話を聞いているだけの会議っていうのがあるよね。 座って聞いていればいい、という意味では特に準備もしなくていいし、気は楽。 とはいうものの、一応サラリーマンでも金貰っている以上、何か意味のある発言をしなければ、っていう意識はあるよ。 さらに言え…

人間が人間であるとは

タイトルが重たいな(苦笑)。 パラリンピックも始まったしね、ということで、こんな本を読む。 目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書) 作者:伊藤 亜紗 光文社 Amazon 前から読もう読もうと思ってたのだが、後回しになってしまっていた。 最初…

褒められても嬉しくない

先日、会社の研修でアセスメントを受けた。 アセスメントというのは研修のプログラムを通じて色々な角度から人材を眺め、評価をすることである。 先日そのフィードバックがあって、小生の強み・弱みを第三者として評価してくれたわけだけれども。 強みの第一…

目的をトコトン追求している人は少ない

世界一のマラソンランナーといえば、エリウド・キプチョゲと言って良いと思うんだけれども、YouTubeなんかで彼のランニングとかドキュメンタリーをボーッと見るのが気持ちいい。 ケニアの赤茶けた土の丘陵を、何十人もの集団走行でトレーニングしていく。 と…

普段考えもしないこと

こんな本を読む。 一揆の原理 (ちくま学芸文庫) 作者:呉座勇一 筑摩書房 Amazon Kindle日替りセールで紹介され、レビューが非常に高かったので買ってみた。 「一揆」と言われて連想するのは、歴史の授業で通りいっぺん習った大きな一揆の名称と、むかし時代…

本を読んで作者の歳がわかる

フレームワーク繋がりでこんな一冊。 マッキンゼーで叩き込まれた 超速フレームワーク―――仕事のスピードと質を上げる最強ツール (三笠書房 電子書籍) 作者:大嶋 祥誉 三笠書房 Amazon Kindle日替りセールに登場して、ほどほど評価も高かったので読んでみる。…

自分はどこまで来たんだろうか

先日の続きでこんな本を。 シンプルに結果を出す人の 5W1H思考 作者:渡邉 光太郎 すばる舎 Amazon 出版のタイミングとしてはこちらが先で、「マネジメント」は後らしい。 内容はまぁ、ビジネスパーソンに向けたスキルアップの書籍で、よくあるフレームワ…

新規事業に取り組む本当の理由

なんかこう、タイトルだけで色々な議論を呼びそうなのだが。 ファーストリテイリングの柳井さんは「一勝九敗」と言ったけれども、新規事業のコンサルティングをやっていても、「一勝四敗五引き分け」くらいに持っていけるか、というところがせいぜい。 大体…

フレームワークを持つ

マネジメント系ということで引き続きこんな本を読む。 シンプルに人を動かす 5W1Hマネジメント 作者:渡邉 光太郎 すばる舎 Amazon 5W1Hの説明は不要だと思う。 マネジメントにおいて、管理者側が5W1Hを活かした問いを立てて成果を出していこうという趣旨で…

命令するのは簡単だが

こんな本を読む。 米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方 作者:L・デビッド・マルケ 東洋経済新報社 Amazon Kindle日替りセールでレビューが高かったので購入。 タイトルでは「作り方」となっているが、実録記・回顧録のような仕立て。 「7つ…

足りないくらいが丁度いい

大学時代からの腐れ縁とでもいうべき友人は、年に数回会うと、その別れ際に時々「足りないくらいが丁度いい」と言って去っていったことがある。 「なんて可愛い事言うやつだ(オッサンだけど)」と思ったりもするが、なるほど悪くないプロトコルというか、人…

いい奴の人生は面白い

企業経営本の続きで、レビューの高かった本書を読む。 ディズニーCEOが実践する10の原則 作者:ロバート アイガー 早川書房 Amazon 単純に読み物として非常に面白かった。 一人の普通の若者が、努力と運を通じて世界ナンバーワン企業のトップに上り詰め…

教えるということ

この一年ほど、ボクシングの練習をしている。 昔から目が悪かったので、ちゃんと取り組む機会はなかったのだが、一度はやっておきたいと思い、フィットネスジムではあるが、元プロボクサーがボクシングのプログラムで運営しているジムに通っている。 一通り…

セオリーから脱線する誘惑

こんな本を読む。 小山昇の“実践”ランチェスター戦略 ~成果を確実に出し続ける科学的な方法 作者:小山昇 あさ出版 Amazon ランチェスター戦略の本はもう何冊読んだか。 小山昇氏の本も何冊か読んでいるのだが。 ま、結局のところ日替りセールでポチってしま…

値下げが一番簡単だが

こんな本を読む。 もう価格で闘わない―――「より安く!」は誰も幸せにしない 作者:坂本光司 あさ出版 Amazon 坂本先生といえば「日本で一番大切にしたい会社」。 おじさんサラリーマン感涙のシリーズ(もう7巻くらいあるらしい)。 本書では、価格競争から脱…

なにごとも「道」になるのだ

前作を読んでケトルベルトレーニングを継続していることもあり、最新刊を入手。 ケトルベル アドバンス 作者:松下タイケイ 株式会社 日貿出版社 Amazon ケトルベルトレーニングの良さを述べるとすると、人間としての極めて汎用的な動きが快適になることだと…

リモートワークのその前に

無関心ではいられないテーマなのでこんな本を読む。 リモートマネジメントの教科書 作者:武藤久美子 クロスメディア・パブリッシング(インプレス) Amazon リクルートマネジメントソリューションズの第一人者による本。 現状の概観、注意点やケーススタディ…

商売はちゃんとやらないとね

企業の物語を引き続き、ということでこんな本を読む。 スバル――ヒコーキ野郎が作ったクルマ 作者:野地 秩嘉 プレジデント社 Amazon 前半はいいのだ。 前身である中島飛行機の躍進と、フランスの技術者から伝えられた「パイロットの安全が第一」「操縦安定性…

過剰になっていく習慣

毎朝出社時には髭を剃り、髪を整えていくわけです。 ここ数年、整髪料はヘアクリームを使っていて、朝のトレーニングを一通り終えて、シャワーを浴び、半乾きの髪を整える。 それでまぁ、問題はここなんだけれど、毎日整髪料を使っていると、だんだん使う量…

健全な新規事業は健全な精神から

こんな本を読む。 QRコードの奇跡―モノづくり集団の発想転換が革新を生んだ 作者:小川 進 東洋経済新報社 Amazon 久しぶりにビジネスの成功譚を読みたいなと。 いま、世界中で一般化したQRコードは、日本発の規格だということはご存知だろうか。 自動車部…

あの仕事に意味はあったのか

暑い…。 暑い日が続くと、若い頃に汗だくになりながら外回りをしていた頃を思い出す。 一応営業車には乗っていたが、当時で既に十数年落ち四速マニュアル重ステのファミリアは、大してエアコンも効かず、暑いのである。 真夏の立川を、古いファミリアを乗り…