暑い…。
暑い日が続くと、若い頃に汗だくになりながら外回りをしていた頃を思い出す。
一応営業車には乗っていたが、当時で既に十数年落ち四速マニュアル重ステのファミリアは、大してエアコンも効かず、暑いのである。
真夏の立川を、古いファミリアを乗り回し、スーツにネクタイを締め、汗だくになりながら一日数軒顧客訪問をし、月に数回金融商品の手数料を稼ぎ、ローンの管理をする。
あれは、あの仕事は、意味があったのかなぁ、と考えることがある。
まずもって、稼いだ手数料が絶対的に足りてない。
広いエリアを一軒一軒車で回る非効率。
暑い夏にスーツとネクタイ。
スーツとネクタイは無くなった。
一軒一軒回る営業は、コロナとともに失われつつある。
金融商品のリテール営業はまだプッシュ型で続いているのだろうか?
なんせ、意味のない仕事は消えていく運命。
いま、「意味ねぇなぁ、これ」と思う仕事も、いずれ消えていく。
自分が生きている間に消えるかどうかはわからんが、そういうものだ。
「意味ねぇなぁ、これ」という仕事に囲まれていると気づいた時、次はどうするか。
その状況を変えるのか、静かに立ち去るのか。
暑いなぁ…。
余計なことを思い出してしまった…。
まぁ、ご参考ということで。