無関心ではいられないテーマなのでこんな本を読む。
リクルートマネジメントソリューションズの第一人者による本。
現状の概観、注意点やケーススタディ等が並び、分かりやすく有益だと思う。
「リモートじゃなくてもやってきたことを多少意識的に行う」だったり、「まずはここまでできていればOK」といった指針が示されていたり、実践的だし、悩みがちなマネジャーには少し安心できる内容もあると感じた。
一方で、グループに所属していたから思うのだが、やっぱりリクルートっぽいノリではあるなぁと。
メンバーを積極的に褒めるとか、みんなで顔出しのWebMTGで雑談をするとか、そりゃ楽しくていいんだけど、そんな文化自体が存在しない会社はあるからねぇ。
役職で呼ばなくなったのもつい最近、なんて会社では、まだまだ人間関係もよそよそしくて、オンラインになって更に距離感が掴みにくい、なんていうことは多いんじゃないかなぁ。
とはいえ、待ったなしでリモートワークをせざるを得なくなったのが、このコロナだったわけで、だからこそ色々な難しさを抱えているのかもね、と。
まぁ、ご参考ということで。