人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

フレームワークを持つ

マネジメント系ということで引き続きこんな本を読む。

 

5W1Hの説明は不要だと思う。

マネジメントにおいて、管理者側が5W1Hを活かした問いを立てて成果を出していこうという趣旨である。

 

「君はどうしたい?」「どう思ってるの?」で会話が固まった経験は多くのマネジャーが持っているだろう。

「なぜ?」「どうして?」を繰り返し、半ば申し訳ないと自覚しつつも部下を追い込んだ経験もあるに違いない。

 

そういう意味では、5W1Hを使っていないマネジャーはいないと思うが、効果的に使いこなす方向性を示しているのが本書。

5W1Hをまんべんなく使う方法もあるし、それぞれに視野を広げる問いの立て方というのも示されている。

 

目指しているのは、部下が自ら考え、成長をするようなパワフルな質問。

パワフルな問いを投げ掛けられると、ときに人生が変わるほどのインパクトがある。

 

5W1Hを切り口に、それをフレームワークとして、いろいろな問いを投げ掛け、そして問いの反応としての深い思考を行う。

フレームワークの良さは、それによって思考のレベルが上がることなんだよね。

 

本書のメソッドを使いこなすのは高難度だと感じたが、フレームワークを持つことの強みを再認識した次第。

まぁ、ご参考ということで。