人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

会議のお作法

話を聞いているだけの会議っていうのがあるよね。

座って聞いていればいい、という意味では特に準備もしなくていいし、気は楽。

 

とはいうものの、一応サラリーマンでも金貰っている以上、何か意味のある発言をしなければ、っていう意識はあるよ。

さらに言えば、仮に本当に発言せずに聞いているだけだったとしても、アサインされた以上は聞いた話を持ち帰って「なんとかする」ことが期待されているんだと思うんだよね。

 

「聞いた話をいい感じで整理して展開して、具体的にはなんだかよくわからないけど会社が良くなるように宜しくやっておいて」みたいな。

あれ、空気読み過ぎですか?

 

この辺が日本のサラリーマン道で求められるハイコンテクストなお作法だと思うんです。

なんでこんな会議があるの?なんで私がアサインされてるんでしたっけ?という問いに対して、「その意味はお主自身で見出せ」みたいな、間違った全問答、間違った東洋イメージみたいな。

 

この辺を若い部下に説明するのが難しいんだよなぁ。

経営の中途半端なモヤモヤを具体的なアジェンダ・課題に落とし込む悲哀。

 

あれ、ひょっとして今に始まったことじゃなくて、日本のサラリーマン、中間管理職はずっとこんなことをやってきたのかしら…。

いいんだか悪いんだか。

 

まぁ、ご参考ということで。