こんな本を読む。
まぁ、タイトル通りの本だったなと。
同じメソドロジーで起業した人達のインタビューも載っていたりして、なかなかに読ませるし、自分だったらどんな分野、やり方があるだろうと考えてみたりもする。
何が凡人なのか?
ぶっ飛んだ才能があるわけではなく、コツコツ目の前の仕事と信用を積み上げながら、その延長として起業していくというのが凡人起業たる所以。
信用を積み上げ、今の勤め先にも起業を応援してもらおうなんていう話は、勤め人として良い心がけだと思うし、なんだか江戸時代の人情噺に出てくるような、暖簾分けみたいなストーリー(別に勤め先と同じ事業で起業するわけではないが)。
でもね、人情噺でも、まじめに一生懸命働く主人公がそうなるわけで、それはそれで非凡だと思うんだよね。
ぶっ飛んだ才能も努力無くしては活かしきれない。
一方、単純な努力を続けられることもまた才能。
まじめにちゃんとやる人が、非凡な結果を得ることができる。
凡人なんかいないんだ。
まぁ、ご参考ということで。