人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2021年ブックレビュー

今年もいろいろありがとうございました。

読んだ本は150冊弱(漫画を入れれば150冊強)ということで、大体昨年と同じ。

 

先日のエントリにも記載したが、なんとなくビジネス系は不作で、そろそろ主要どころは読み尽くしたのかな、という気もする。

そんなわけで、なんとなく印象に残っている本を取り上げる。

 

■小説

まずはこれ。

dai19761110.hatenablog.com

小説らしい小説は久しぶりに読んだけれども、これといって凄いストーリが展開するわけではないのに、創作の力を強く感じる一冊。

心動いた。

 

■健康・スポーツ

dai19761110.hatenablog.com

電子書籍と紙の本で2冊買ってしまったくらいなので、なんとなく効果を感じた、ということで取り上げておく。

読む読まないの判断はお任せしたい。

dai19761110.hatenablog.com

こちらも非常に興味深かった。

ランナーであればとても興味が湧くと思うが、文化人類学的な興味としても読むに値する一冊だと思う。

 

■ビジネス・新規事業開発

dai19761110.hatenablog.com

取り立てて目新しいというわけではないのだが、新規事業のアイデアをSF作家がプロの腕で仕立てるとどうなるのか、という鮮やかさに感動。

dai19761110.hatenablog.com

値下げではない方法論で勝負している中小企業の実例集。

非常に考えさせられた。

 

dai19761110.hatenablog.com

今や世界中で当たり前になったQRコードの立ち上げストーリー。

なかなか真似はできないが、読み物としても非常に面白かった。

 

dai19761110.hatenablog.com

住友生命の新規プロジェクト実録記。

何かに役立てるか、というと微妙なのだが、こちらも読み物として非常に面白かった。

 

dai19761110.hatenablog.com

本年の読書の中では唯一と言って良いが、道具として使えるメソッドに溢れた本。

折に触れて読み返したいところ。

 

■ノンフィクション・その他読み物

dai19761110.hatenablog.com

紀行文としてフツーに面白い。

プロレスにある程度知見、興味があるなら10倍楽しめると思う。

 

dai19761110.hatenablog.com

こちらはビジネスの興亡記。

非常に長かったのだが40代以上であればリアルタイムの物語なのでとても楽しいはず。

 

dai19761110.hatenablog.com

これは文字通りの本なのだが、まさに新たな視点に気付かせてくれた、とても印象深い本。

学術的にはまだまだ検証の余地があると思うのだが、広く読まれる価値はある。

 

dai19761110.hatenablog.com

知っているようで知らない、日本文化の「へー」が連発する本。

知的好奇心をくすぐられた一冊。

 

dai19761110.hatenablog.com

「熱狂的支持」があったわけではないのに、なぜナチス独裁政権となり得たのかについて、日本人研究者がわかりやすく解説してくれる本。

選挙権を持った一国民として非常に考えさせられた。

 

dai19761110.hatenablog.com

ごく普通の職業人が、歴史に残る仕事を残すという、痛快な実録。

法学部出身者であれば、尚楽しめるはず。

 

dai19761110.hatenablog.com

 

いいおじさんが未経験のピアノに挑むという、それだけの実録なのだが、キャラクターのギャップもあり、純粋に楽しめた。

 

dai19761110.hatenablog.com

これは完全に個人的な趣味。

2000年代の格闘技ブームにリアルタイムで熱狂した人間なら、絶対に楽しめるはず。

 

■人事系

dai19761110.hatenablog.com

人事制度に関して、会社員であれば誰しも関心のあるところと思うが、日本のそれの歴史、海外との比較を踏まえて理解している人は少ないと思う。

本書を読めば、その辺が一発で理解できる上に、世の中いかに嘘が蔓延しているか、よくわかるという一冊である。

 

 

そんなわけで、一年振り返って思い出深いのは一割強というところ。

いいのか悪いのか、アイザック・アシモフも「SFの9割は駄作」とおっしゃっていたので、こんなものなのかなと。

 

まぁ、ご参考ということで。