人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

オチはないんかい

先日読んだ本の感想にも書いたけれど、会議・MTG・打ち合わせには必ずゴール設定が必要だと思う。

もちろん話の流れで変わったり、その変わっていく中で決まっていくこともあるけれど、基本的には「こういうことを合意したい」「こう思っていることを理解して欲しい」「真に解決すべき問題を明らかにしたい」みたいな狙いがあって、どんな話の展開にするかを構想して場に臨む。

 

そのへんの設計がなされていれば、立ったままでも30分ででも結構いろいろなことが決められるのだが、そういう設計がなされていないことが多いので、会議は多く、長くなる。

会議にアサインされた上司の感覚からすると、あんまり仕事ができない担当者ほど「で、何がしたいの?」「で、何が言いたいの?」「オチはないんかい」という場をセットしてくる。

 

とはいえ最近の人達は優秀だから、小生が若い頃ほど酷くはないんだけどね(笑)。

何を決めなきゃいけないのか、何にモヤモヤしているのか、解決すべき問題は何なのか、ハッキリしていないから相談したいという気持ちはよく分かる。

 

それを事前にしっかり考える余裕がないのもよく分かる。

そういう相談や壁打ちに付き合ってあげるのも上司の仕事、というのも確かにそうだと思っている。

 

だから嫌な顔ひとつせず積極的に、むしろこちらから促すくらいの勢いでMTGに参加しているのだが、一日7件とか8件とか入るとなぁ…。

メンバーが成長してくれば、決めるだけの会議になるのかもしれないけど、暇になったり、アテにされなくなるのも、それはそれで嫌だなぁ、なんて矛盾することを考えたりもするけれど(苦笑)。

 

ま、でも話にオチは作ろうぜ。

人間のコミュニケーションの基本だよ。

 

まぁ、ご参考ということで。