人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

自信は人に与えてもらうものではない

最近の若いもんは…。

どんなに良い経験をしていても、それを自分自身で振り返り、評価し、自身の経験として認識し、同じことに取り組めばまた結果は出せる、いやもっと良くできるはずだ、そこまで整理しなければ、自信には繋がらないんだよ。

 

たとえ失敗だったとしても、ここは良くなかったけど、今度はもっと上手くやれるはず、って振り返れば、そこで一つ、強く賢くなったって言えるんだよ。

転んでもタダで起きちゃいけないんだ。

 

その些細な整理、振り返りを積み重ねることが自信になる。

そしてそれは、自分自身が能動的に取り組むことでしか、身に付かない。

 

上司に行動を評価してもらい、アドバイスをしてもらい、「いや君は凄いよ、頑張ってるよ」って言ってもらいたいのか?

言ってもらったら自信になるのか?

 

いや、それはならないよ。

きっと、言われれば言われるほど、「いやそんなに褒めてくれますけど、私なんて…」ってなるだけだよ。

 

褒める上司も仕事としてやってるだけだから、せっかく褒めたのに「いや、私なんて…」って言われたら、萎えるだけで、だんだん褒めてくれなくなるよ。

そんなに懲りずに褒めてくれるの、松岡修造くらいだぜ。

 

せっかく褒めてくれたんだったら、「ですよね?私凄いですよね?」って調子に乗ってあげるくらいじゃないと。

それが大人同士のマナーってもんさ…。

 

ほら、それはそれで、めんどくさいだろ?

だから自信っていうのは人につけてもらうんじゃないんだ。

 

自分で自分を信じる。

だから自信だろ?

 

これは出来た。

これはイマイチだったが今度はもっと上手くやれるはず。

 

少しずつやれることが増えてきた。

こういうことなら負けないんじゃないか。

 

そうやって自分自身を信じるのさ。

誰かに与えてもらうのを待っていたら、一生自信なんて身につかないぜ。

 

ほんと最近の若いもんは…。

まぁ、ご参考ということで。