昔から一度でいいからスポーツビジネスに関わってみたいという気持ちがある。
「マネーボール」を観たからか「ゴールは偶然の産物ではない」を読んだからなのか。
いや、身近に関わったことのある人がいて、その話が面白かったからだったか。
それはともかく、スポーツチーム運営、ワイナリーかブルワリー、ホテル経営は昔から関わってみたいビジネスなのである。
Kindle日替りセールで買った、こんな本を読む。
Bリーグ第一号社員による立ち上げストーリー。
どんなことに拘ったのか、苦労があったのか、いかにして成功したのか。
著者は野球チームの運営にもコンサルティングにも関わっているから、しっかり考え実行し、成功したという雰囲気はある。
なるほど面白そうで、これは是非、家族を連れて見に行ってみようと感じた。
で、色々調べてみると、著者はリーグ運営から既に退き、今度はハンドボールリーグの立ち上げに関わるそうである。
ちょっと肩透かし(苦笑)。
本書で語られた壮大な夢は、成し遂げられたのか、道半ばで事情変更があったのか…。
その辺の経緯は何だったんだろうと勘ぐりたくなる。
そしてまた次のリーグの立ち上げとは、渡世人の辛さのような、新たな戦いを応援したいような、そんなに市場がありましたっけという疑問も浮かびながら、なんとも複雑な気持ちである。
一つの戦いが終わればまた次の戦い。
スポーツの戦いそのものと同様、これもまたスポーツビジネスの一つの姿なのかもしれない。
まぁ、ご参考ということで。