新規事業に携わっていると、アイデア発想のテーマはよく登場する。
新たなアイデアを生み出すのは、才能もあるといえばあるのだけれど、殆どが訓練だと思う。
普段からネタを控えておくことと、組み合わせを活用することで掛け算で増やしていくことで、ガンガンアイデアを増やしていく。
その中から「これは」というものを選ぶのだ。
アイデアはとにかく量。
思いつく度に質を吟味しては前に進めない。
量を追求して、出して出して出し尽くして、最後に選ぶ。
そんな感じ。
こんな本を読む。
これは良い本だった。
すぐに使える有効なテクニック満載といって良い。
小生として強く共感しつつ、改めて大事だなと思ったのは、自分が本当に欲しいと思っていることを追求せよ、と説いていること。
自分が欲しいのではなく自分が「手掛けたい」という欲で進めると失敗するのだ、とも述べている。
自分が心の底から欲しいと思っていれば、少なくともニーズは一人でも確かに存在すると言えるが、自分が始めた以上最後まで手掛けたいというだけでは、(責任感は立派だが)ニーズがあやふやなまま失敗への道を突き進むことになるのだ。
アイデアは質より量、そして自分が本当に欲しい・やりたいと思う気持ち。
忘れてはなるまい。
自戒を込めて。
まぁ、ご参考ということで。