人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今日・明日の更新はお休みします。

夏休み頂戴します。 何卒よろしくお願いします。

科学的であり社会的でもある

こんな本を読む。 遺伝人類学入門 (ちくま新書) 作者:博樹, 太田 筑摩書房 Amazon なんか普通に面白かったなぁと。 Kindle日替りセール&高評価といういつもの衝動買いパターン。 遺伝情報の解析から人類学を紐解く研究を一般向けに解説している。 一般向けと…

「聞いてない」が通用するのはいつまでか

「その話、私は聞いてない」って言う人、職場で時々遭遇しますよね。 昔の偉い人の中には、怒りを込めて言う人もいましたよ。 個人的な心がけなんですけど、「聞いてない」は言わないようにしている。 なぜなら職業人生は楽しいサバイバルなので、当然その中…

形のない仕事

こんな本を読む。 なぜ、システム開発は必ずモメるのか? 作者:細川 義洋 日本実業出版社 Amazon ちょいとシステム開発に絡むことになったので、知識として入れておきたかった。 裁判所の調停委員である著者が、ケーススタディを集める形で揉めどころをストー…

辞める筋、残る筋

会社に勤めていれば、辞める同僚は出る。 今の会社の外に、自分なりの勝ち筋を見出したから辞めるんだと思う。 その判断は自由だ。 それが正しいかどうかはわからんし、会社としては辞められて困ることはあるけれども、縛り付けるわけにはいかない。 残った…

レイアウト変更

レイアウト変更、略して「レー変」(レイ変?)。 模様替え、単に席替えとも言う。 拙宅では小生も妻もインテリアとか家の使い勝手にこだわるので、夜夫婦で飲みながら「ああでもない」「こうでもない」という議論の果てに、突然夜中にレイアウト変更が始ま…

伝統は失われている

日本文化流れで柳田國男。 決定版 柳田国男全集(全60作品) 近代日本文学電子叢書 作者:柳田国男,近代日本文学電子叢書編集部 弘文堂新社 Amazon 著作権フリーなので数百円で山ほど著作が読めるのだが、その中から有名な「遠野物語」と「日本の伝説」「歳棚…

ド定番を超える新商品

ミスタードーナツといえばオールドファッション。 吉野家といえば、もちろん牛丼。 マクドナルドは個人的にはダブチーで、サイゼリヤに行ってミラノ風ドリアを頼まないで店を出ることはない。 ド定番の商品を作ることができれば、それで会社はひと勝負出来る…

父親業10年

今日は娘の誕生日。 10歳になりまして、畢竟父親業も10周年となります。 子供が女の子とわかって以来、まぁ父親に懐いてくれるのは10年だなと見切り、10年の子育てを悔いのないようにと思ってきたが、本当に10年経ってしまった…。 10年を振り返り、もっとや…

老兵は消え去るのみ

日本の古来伝統を探ろうと、柳田國男を物色しているその間に、一発こんな本を挟む。 ライフワークの思想 (ちくま文庫) 作者:外山滋比古 筑摩書房 Amazon 外山滋比古氏は「思考の整理学」という本で有名で、 思考の整理学 (ちくま文庫) 作者:外山滋比古 筑摩…

伝統を知らず

こんな本を読む。 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く (講談社現代新書) 作者:松岡正剛 講談社 Amazon 松岡正剛氏については亡き師匠も言及していたし、周囲にお好きな方が多かったにも関わらず、ずっと縁に恵まれず、やっと本書を手にした次…

本業の再定義

本は読む方なので思わずこんな本を読む。 本の世界をめぐる冒険 NHK出版 学びのきほん 作者:ナカムラ クニオ NHK出版 Amazon NHKのシリーズもののようなのだが、番組テキスト的に非常に短い。 本屋も含めた様々なプロデュースを行なっている著者による、本の…

大企業スゲー

こんな本を読む。 ファシリテーション型業務改革 ストーリーで学ぶ次世代プロジェクト (日本経済新聞出版) 作者:榊巻亮,百田牧人,岡本晋太朗 日経BP Amazon 業務改革、プロジェクト系の本を漁っていて、レビューが高かった本書にたどり着く。 ケンブリッジと…

敵を作っても意味がない

なんかね、組織の中で敵対構造を作りたがる人、居ますよね。 自分たちの組織をまとめるために、別の部門を悪者にする必要があるのか、自分たちの組織内がまとまっていく過程で結果的にそうなるのか。 大きい会社なんかだと、上司部下で「ライン」を形成した…

教科書通りでなくてもいい

こんな本を読む。 日本一やさしい経営の教科書―――とにかくシンプルで結果が出る画期的な経営入門書 作者:小井土まさひこ あさ出版 Amazon これもKindle日替りセールで出会ったのだが、中小企業のシステム導入の次は経営だ、という流れ。 介護系ビジネスを創…

とことん目的を考える

ちょっと故あってこんな本を読む。 御社にそのシステムは不要です。 中小企業のための〝失敗しない〟IT戦略 作者:四宮靖隆 あさ出版 Amazon もともとはKindle日替わりセールで出会い、高評価だったことが購入のきっかけだけれども。 内容としてはタイトルの…

話せばわかる、と信じる

社内外への調整事をよりよく進められないものか、そんな思いで先日は交渉術を読んだが、その流れで今日はこちら。 他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論 (NewsPicksパブリッシング) 作者:宇田川元一 ニューズピックス Amazon イノベーション系の…

組織における人材の力

今となっては数が減ったけれども、昔はもう少し総合商社というのがあったのである。 かつてお世話になったベンチャー企業の社長がトーメン出身だったのだが、その方からは今も忘れない名言を幾つか頂いている。 一つは、「管理と経営は違うんだ!」というも…

洋書はなんでこんなに長いのか

交渉事は比較的得意?なのだが、色々と社内外のヘビーな調整が増えてきたこともあり、改めてスキルを整理、再認識しておきたいと思う今日この頃。 そういうわけで、こんな本を読む。 交渉の達人 ──ハーバード流を学ぶ 作者:ディーパック・マルホトラ パンロ…