人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

辞める筋、残る筋

会社に勤めていれば、辞める同僚は出る。

今の会社の外に、自分なりの勝ち筋を見出したから辞めるんだと思う。

 

その判断は自由だ。

それが正しいかどうかはわからんし、会社としては辞められて困ることはあるけれども、縛り付けるわけにはいかない。

 

残った側としては、同僚が抜けていくと、なんとなく取り残された気持ちになる。

私も辞めなくていいのかな、人が辞めるということは、やっぱりウチの会社の先行きって怪しいのかな。

 

辞める人間が優秀だったりすると、余計その思いが強くなる。

まぁ、何回も転職している中年男性は、流石に簡単にはグラグラしなくて、もう少し違うことも考える。

 

たとえ会社が泥舟で沈没する運命だったとしても、それに抗って七転八倒するのもキャリア上、大きな意味がある。

人が辞めれば辞めるほど、残る人間の手柄はどんどん増える。

 

人は人、オレはオレ…。

労働環境が劣悪でなく、時間の無駄みたいな仕事ばかりでなければ、それなりの経験は積めるのだ。

 

辞める筋もあれば、残る筋もある。

まぁ、ご参考ということで。