人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

敵を作っても意味がない

なんかね、組織の中で敵対構造を作りたがる人、居ますよね。

自分たちの組織をまとめるために、別の部門を悪者にする必要があるのか、自分たちの組織内がまとまっていく過程で結果的にそうなるのか。

 

大きい会社なんかだと、上司部下で「ライン」を形成したり、古い話だと派閥だったり。

面倒臭いのは、そのラインの動き、派閥の動きを外から読んで分析したり論評したりする人まで現れ出すこと。

 

そういう論評が酒の肴として「おいしい」のはわかるけど、組織内対立に意味がない以上に意味がないからね、ホント。

それにしても、組織の中で対立構造を作ることは本当に意味がないと思っている。

 

厳しいビジネス環境の中で、内輪揉めをしている場合じゃないはずで、「戦うべきはそっちじゃないだろ」と。

裏を返せば、それだけ余裕があるってことなんだろうけれど。

 

そう、実際に対立構造がある組織って、明日をも知らぬ状況では表に出している余裕はない。

心の底では色々考えているんだろうけれど、みんな表には出さない。

 

明日をも知らない状況なのに、何かのキッカケで対立構造が表に出た時は、その組織が崩壊する最終局面である。

遭遇したことはある、というかその一翼を担ったことはあるけれど(猛省)。

 

いずれにせよ、組織内に対立構造を作ることは、本当に意味がないし、誰も幸せにしないんだぞ、ということを過去の反省を踏まえて申し上げておきたい。

まぁ、ご参考ということで。