本は読む方なので思わずこんな本を読む。
NHKのシリーズもののようなのだが、番組テキスト的に非常に短い。
本屋も含めた様々なプロデュースを行なっている著者による、本の起源や現在の多様なあり方、今後の方向性を模索する一冊。
既成概念に捉われず、本の定義を広くとると若干のこじつけ感はあるものの、多くの可能性があることに気付かされる。
新規事業の本質は「本業の再定義」にあると思っているのだが、まさに本を「再定義」してみたらどうなるか、という内容であった。
小生の経験上、再定義したビジネスは元の本業ほどスケールが作れないことが多いのだが、だから諦めるのではなく、それでもなお前に進んでいくことで、色々見えて来ることがある。
まさに本書のタイトルのように、冒険してみれば良いのだと思う。
まぁ、ご参考ということで。