人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「聞いてない」が通用するのはいつまでか

「その話、私は聞いてない」って言う人、職場で時々遭遇しますよね。

昔の偉い人の中には、怒りを込めて言う人もいましたよ。

 

個人的な心がけなんですけど、「聞いてない」は言わないようにしている。

なぜなら職業人生は楽しいサバイバルなので、当然その中には「情報戦」の領域も入っていて、どれだけ多くの情報を持ち、その情報をどう活用するのか、その前提として、入ってくる情報は極大化させるのが基本だと思うんだよね。

 

それでも知らない・聞いてないことがあるとすれば、それは自分の「不徳の致すところ」なので「(お恥ずかしながら)聞いてない」になるという解釈である。

情報は基本、取りに行くものだ、ということですな。

 

あとはまぁ、「聞いてない」というのは「教えてくれる人がいない」ということだったりもするので、何度も発言してしまうと、「あぁ、この人には人望がないんだなぁ」と思われかねないし(苦笑)。

なんていうのはまぁ、ある程度サバイバルを生き残ってきたオジサンの感覚なので、普通の若者には「聞いてない」とならないために丁寧に情報を伝えていく必要がある。

 

考えどころは、いつまで丁寧に情報を伝えていくか、ということ。

リーダーとして組織を率いていく存在を期待するのであれば、「情報は取りに行くもの」という感覚への切り替えは、どこかで行って欲しい。

 

いつまでも小生が支援してあげられるわけではないし、社内外を問わず厳しい戦いを率いていくためには、そういうことを身につけ、更に次の世代に伝えられなければならない。

そうね、課長になる頃には身につけていないと、そもそも課長にもなれないような気がするので、もっと手前、少なくとも20代の後半には切り替えなきゃ難しいのかなぁと感覚的には思う。

 

社会人3年目とか、主任・係長のあたりでは、明確に切り替えてもらうイメージかな。

ちょっと昭和な職位だけど。

 

まぁ、ご参考ということで。