人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

教科書通りでなくてもいい

こんな本を読む。

 

これもKindle日替りセールで出会ったのだが、中小企業のシステム導入の次は経営だ、という流れ。

介護系ビジネスを創業経営している著者による、本当にざっくりとした指南書。

 

「幹部登用は早いもの順」とか、別にそうしたいわけではないけれど、それしかない中小企業の実態に即していて、好感が持てる。

そりゃ理想や理論の通りにできればいいけれど、実態はそんなわけにもいかないんだよね。

 

一流の食材で勝負できればいいんだけど、「ありもの」で戦わなければならない実態を、どう凌ぐか。

「ありもの」で勝負しつつ、そのままでは先がないので、少し背伸びをする努力をコツコツ継続する。

 

その匙加減が経営なんだろうなと。

こういう頑張っている経営者たちで、日本の経済は支えられているんだろうなぁと、少し遠い目になる。

 

まぁ、ご参考ということで。